しめっぽいレポート

ぴぴぴというひとがおわらいさんをみている

K-PRO年忘れスペシャルネタライブ2日目

年末だからってとくにいそがしくもないはずなのですが、前回の記事後にいったライブのレポをぜんぜん書けておらず年忘れとともに忘れてゆくばかりでもったいないです。シャラ〜ペさん主催のガクヅケ・ひみつスナイパー健・フカミドリのトークライブ「リゼのCM」がめちゃくちゃたのしかったです。今年はいろんなライブにいきましたが、おもしろかったライブランキングをつくったら上位にだいたいガクヅケ木田さんが出てそうなきがする。平場での主人公になっちゃうぶりがすごい。

たくさんライブに行ったなかでもとくにめちゃくちゃお世話になりまくっているK-PROさんの今年のライブ納めをしてきました〜〜〜主にMCについてのメモです以下どうぞ!

オープニング

オープニングMCはモグライダーエルシャラカーニ、インディアンス。

f:id:mimimisan:20171228223421j:image

きのう、きょうとチケット完売だったらしく、ぱんっぱんにはいったお客さんに感動する3組。
木村「きのうもこのライブ来たよーって人います?あ、たくさん手があがってますね、あげろってべつに言ってないんですけどね」
田渕「びっくりしますねえ」
芝「こういうのはあげてくれるもんなんだよ」
田渕「せりかと思いましたよ」
芝「なにが売られてんだよ、俺ら?このなかだったら一番高値でありたいよ」
開始早々ボケまくる田渕さんに芝さんがツッコミまくっていました。
きょうのライブの行われたシブゲキはけっこういい劇場らしく、「たけしさんとかやってるとこなんですよね」とともしげさんが言うと、今度は「たけし」ボケをしまくる田渕さんと芝さん。
ともしげ「ビートたけしさんね」
芝「あ、ビートのほう?鹿賀丈史かと思ったわ」
田渕「なんでなんすか」
芝「鹿賀丈史がパプリカ芸やってんのかと」
芝さんの発言に田渕さんだけめちゃくちゃウケていて、田渕さんは「お客さん誰にも伝わってない……」と言いながらもぜんぜん笑いやめられない様子でした。

そんななか、とつぜんしろうさんが
「みなさん今年はどうでしたか?」と発言。
急にしろうさんが話し出したのでびっくりした様子で田渕さんが「いきなりなんやそれ!!!!」と激ツッコミしていましたが、よくよく考えれば年末ライブだし話題の転換の仕方としてはベストオブベストだったのでは???と発覚し、怒られ損なしろうさんでした。

f:id:mimimisan:20171229002728j:image

今年のK-PROライブではモグライダーがMVPを受賞。
田渕「これはどういう人がもらえるんですか?」
芝「K-PROさんのライブにおいて貢献した人ってことらしいよ」
清和「1位がモグライダーで2位がウエストランド、3位が虹の黄昏」
田渕「虹さん入ってる」
芝「ほんとに貢献した人かね?騒いだ人じゃない?」
田渕「そう考えると、虹さん低過ぎでしょ。あと、俺入ってないじゃないすか」
芝「こんなに騒いでるのに」
田渕「こんなに騒いでるのに圏外!」

ちなみに、おとといの受賞ライブの際には感極まってともしげさんは泣いてしまったそう。芝さん曰く、最近ともしげさんは「自律神経くっちゃくちゃ」になっているので、突然泣き出したりするそうです。大丈夫かな?????
芝「ほんと、このあと暗転した瞬間うんこ漏らすんじゃないかなって」
そんな不安もあるなか、暗転してライブスタート。

中MC①

1回目の中MCはハマカーン四千頭身東京ホテイソンナイチンゲールダンスの4組。ハマカーン兄さんが今年の新顔の若い子たちをさばいていきます。
テーマは「今年の漢字」。
それぞれの今年の活動を表現する漢字一文字を発表します。

まずはハマカーン、「五」。
浜谷さんがちゅうえいさんに五万円を借りたからだそうです。

続いて四千頭身は「現」。
都築「僕たちが現れたぞって意味です」
浜谷「すごいね、自分で言っちゃうんだ。ふたりはそれでいいの?」
後藤「僕が書けって言ったんで」
石橋「僕は今初めて見ました」
後藤「僕が指示して、彼(都築)に書かせました」
浜谷「パワーバランスがよくわかったよ」
他にも「現」って「王を見る」とも取れますよね、と後藤さんが思いついたことを言い、「感想を発表する場所じゃないんだよ!もう若いやつの感覚はわからん!」と浜谷さんが嘆いていました。

東京ホテイソンは「舞」。みんな納得の文字。
ヤス「ついに東京ホテイソンのツッコミbotみたいなのがTwitterに登場したんですよ。それがめっちゃ面白くて」
たける「そうなんですよ。本家より面白い」
と、舞台上でスマホを取り出すヤスさん。ハマカーンのお二人が舞台上でスマホいじるなんて新世代すぎる……と震撼していました。
ヤスさんが舞台上で再現していたツイートがこちら。

神田さんもたけるさんのツッコミをめちゃくちゃ気に入っているらしく、いろんなところでモノマネできるように早くもっと売れてほしいと言っていました。

ナイチンゲールダンスは「人」。
芸歴1年め(NSC首席卒業だそうです、すごい)ではあるものの、これまで大学お笑いで活躍してきたというふたり。大学時代はよく言えばシュール、悪く言えば我の強いネタをやっていたけれど、プロとしてやっていく時にはもっと自分たちの人間味が伝わるようなことをやらなきゃダメだと気づいたと話していました。
浜谷「ステージでいきなりスマホ出すふざけたやつだと思ったら、すごいいいこと言えるんじゃん」
そんなヤスさんならではの持ち味は、相方のなかるてぃんさん曰くネタを飛ばした時に「殺すぞ」と言っちゃうところだそうです。
ヤス「あと、今日このスマホ買ったばっかなんですけど、あ、ちょっと俺じぶんでわかんないから話して」
浜谷「なんでだよ、自分の話だろ」
中野「昼間歩いていて、彼がスマホ落としちゃったんですよ」
浜谷「相方は喋れるのかよ」
中野「それで、拾ったら画面にヒビが入ってたらしくて。新しいのにヒビ入ったことにキレて、んー!!!って(持っていたスマホを床に叩きつけるジェスチャー)」
神田「えーこっわ」

最後に、たけるさんが備中神楽を披露してネタ中盤戦へ。

三福エンターテイメントさんのネタ(壁Show)では壁運び人としてナイチンゲールダンスのお二人、実は壁に潜んでいた四千頭身石橋さん、東京ホテイソンたけるさんと若者大活躍。
さらに綱引きと称して、袖から出ている綱を引くと袖にいる芸人さんが出てくるというミニコントで1回目に「浅井企画〜〜〜!」とドドん、ジャイアントジャイアンが登場、2回目は「こういうのあんま出てくれない人たち〜〜〜!」とほんとうに渋々といった様子のラバーガールのお二人が登場しました。
まるで単独ライブの最後に披露されるこれまでのネタに登場したキャラクターが全員出てくるネタのような豪華さとお祭り感が最高でした。

中MC②

2回目のMCはランパンプスのしきりでヤーレンズ三四郎、ランジャタイが登場。
めちゃくちゃ時間が押しているとのことでサクサク今年の漢字を発表していきます。

ランパンプスは「保」。
寺内さんが保育士免許を取得したことにより、東京都の保育に関わるお仕事が始まったからだそうです。
寺内「週2で保育園回って漫才してます」
小宮「保育園で漫才してんの?」
寺内「はい。保育園だと僕らめっちゃウケるんですよ」
小宮「見たい見たい。やってみせてよ」
じゃあ…と寺内さんが早速ネタに入るのですが、ランパンプスはMCのためそれぞれ舞台の端と端にいたため、「え?立ち位置そんな遠いの?」と全員からツッコミ。
小林「だって、(寺内さんが)あそこで始めたから…」
小宮「ダメだよ!ちゃんとした立ち位置でやんなきゃ!お客さん金払ってきてんだぞ!」
小宮さんに叱られ、小林さん、寺内さんがそれぞれ舞台中央に向かうと、ランパンプスの間から顔を出す相田さん。
小宮「保育園でも相田はいるの?」
寺内「いないです」
小宮「ダメだよ、金払ってんだから」
お金を払っているお客さんのため、相田さんがランパンプスのお二人の前に移動して観客の保育園児役をやることに。
ランパンプスの保育園ネタは寺内さんが「とうきょうホイクマン」の決めポーズをすると、腕が隣の小林さんに当たってしまい「いた〜い」と小林さんが転んじゃうというちっちゃい子向けのめちゃくちゃ可愛らしいものでした。ヤーレンズのお二人も一緒にホイクマンポーズをしていたのが微笑ましかったです。
出井「なんで誰よりも小宮さん笑ってんだよ」
小宮「これはね、誘い笑いも込みのやつだから」

ヤーレンズは「外」。
なんだか蚊帳の外になることが多い一年だったからとのこと。
出井「今もオールナイトニッポン色強くない?」
たしかに、ランパンプス三四郎はレギュラー、ランジャタイはRがあったりランパンプスのANNにゲスト出演していたりとANN色強め。

三四郎は「年」。
年始にANN四時間の生放送があり、今年の年越しはANN五時間半の生放送が決定しているからだそうです。
小宮「ランジャタイも出るんだよね?」
伊藤&国崎「えっ!!!!?」
寺内「僕らは出ますけど」
相田「ランパンプスも出てくれるんだよね」
小宮「あ、ランパンプスの間違いだ」
国崎「えー……」
相田「ショック受けちゃったよ」
むしろANN蚊帳の外だったヤーレンズの出演が決定しているとのことです。
寺内「番宣でしたね」

ランジャタイは「(スーパー3)助」。
ランジャタイのお二人はアンゴラさんと3助さんが付き合い始めた時に報告を受けていたそう。3助さんは付き合い始めの時「毎日楽しい!」と言っていたのだとか。
そんなカップルが「KOCに出ようと思う」と言い出した時は何をふざけたことを…と思っていたけれど、トントン拍子で勝ち進んでいったので隣で見ていたランジャタイは引き気味に。でも準決勝進出が決まった時はいっそ清々しいし嬉しい気持ちになったので「おめでとう!」と3助さんにLINEを送ったら「カップルがここまできちゃいました……」とむしろ3助さんの方が自分たちの状況にドン引きしていたそう。
たしかに今年はお笑い的には「(スーパー3)助」の年だったのかも。

小林さんのぬるっとした掛け声でぬるっとネタは終盤戦へ。
三四郎のネタ中に
相田「『相田は誰に憧れてお笑いを始めたの?』『エルシャラのしろうさんだよ』」
小宮「そんな奴いねえよ!いかれてるだろそんな奴!」
というくだりがあったのですが、「いかれてる」と言った直後、小宮さんが袖を見て「あっすいません!」と謝罪。まさかしろうさんが袖にいるとは…と思いきや、
小宮「なんだ、しろうさんじゃないじゃん四千頭身のやつじゃん」
というハプニングもあり、めちゃくちゃ面白かったです。

以下、エンディングのお写真です〜〜〜〜〜

f:id:mimimisan:20171229020225j:imagef:id:mimimisan:20171229020232j:imagef:id:mimimisan:20171229020242j:imagef:id:mimimisan:20171229020246j:imagef:id:mimimisan:20171229020302j:imagef:id:mimimisan:20171229020316j:image

2017/12/7 LXTV #14

f:id:mimimisan:20171208124858j:image

『LXTV #14』に行ってきました!
今回のメンバーは、モグライダー芝さん、ヤーレンズ楢原さん、すっきりソング植田さん、ザ・ギース高佐さん、ゴッホ向井ブルーさん、トンツカタン森本さん、磁石永沢さんの7人です。

f:id:mimimisan:20171208125349j:image 

登場早々、永沢さんから「いや、その服なんなの!?」と芝さんがツッコまれます。
芝さんは今日仕事がこのライブだけだったので、いつもの衣装を持ってくるのも大変だし面倒だなあと思い、「うちにあった服のなかで一番いつものに近いやつを持ってきました」だそうです。似てないしよくそんな柄のセットアップが家にあったななどとツッコミが止まらない。
楢原「珍しいんじゃない?芝の半ズボン」
芝「レアだよ」
てろんてろんの半ズボンの裾を太ももまでめくり上げる芝さんに会場からは「ひゃあ〜」と言う声が。
楢原「ほっそ!!!!細いし毛がねえ!!!」

そんな芝さんは、今日も「沖縄アクターズスクールからきました、安室奈美恵です」と自己紹介していました。
芝「トライミートライミー言うとりますけどね」
楢原「ウォーク・イン・ザ・パークってるねえ〜」

今回、こちらのライブにきたのは初めてなのですが、ライブ自体は人気企画らしくもう14回も開催されているとのこと。
1枚目の写真にあるように、壁にそれぞれの持ち寄ったエピソードトークのタイトルが書かれた紙が貼られてあるので、それを見ながらみんなで話していくというトークライブです。毎回出演者は異なるものの、芝さんや永沢さんは常連なのだそう。
高佐「芝くん、何回出てるの?」
芝「結構出てますよ。140〜50は出てるんじゃないですかね」
森本「このライブ、そんな老舗じゃないだろ」
高佐「だいぶ妄想の回があるね」

M-1:永沢さん

まずは永沢さんの「M-1」から。
永沢「M-1って携帯の型番なんですけど」
森本「興味ねえ〜」
永沢「興味ねえってなんだ!」
バシッと思いっきり森本さんの肩を叩く永沢さん。
森本「痛い!1回目の叩き方じゃないよ!」
楢原「じゃあ何回めなんだよ」
森本「5回目なんじゃない?」

永沢さんはエピソードトークというよりも、みんなから感想を聞きたいのでトークテーマとして設定させてもらったとのことでした。
永沢「みんな見た?さすがに見てるよね」
森本「見ました見ました」
芝「当日、森本一緒に飲んでたよな?」
森本「そうです、芝さんたちと飲んでたんですけど、急いで帰って録画でその日のうちに見ました」
永沢「結果は知った状態で?」
森本「いや、知らずに」
芝「え?知ってたよな?知ってたよ、だって俺あの日森本から結果聞いたもん」
森本「あ、すいません、知ってましたね。その格好でそんなに詰めるな、怖いから」
芝「かわいいだろ?」
森本「かわいくはないよ?」
芝「は?お前、俺と無人島で2人きりになったらヤるでしょ?」
森本「死ぬよ」
楢原「簡単に諦めんなよ!かわいいだろ!」
ちなみに、お客さんの中にはまだM-1を見ていない方がいたらしく、「あら、とろサーモンってネタバレになっちゃいましたね〜」なんて場面もありました。

さらに、永沢さんから「ちょうど今7人だし決選投票をしようよ!」という提案も。
結局はっきりとはみなさん1人ずつ誰と名前を挙げはしなかったのですが、なんとなく「やっぱり和牛じゃない?」という結論に至りました。
あと、芝さんと永沢さんはジャルジャルがよかったよね、と。
永沢「福徳くんなんて、実家燃やされたの?みたいな顔してたもんね」
芝「自分たちが落ちた時はなんだよって思ってたけど、あぶねえあぶねえ、恥かくとこだったよ。あんなん、できないもん」
楢原「マヂカルラブリー状態ね。でも、俺も録画で見たんだけど、前評判でマヂラブがやばかったって聞いてたじゃん?だから、どんなもんかなと思ったら、ちゃんと面白いし、ちゃんとウケてたしよかったよね」

と、漫才師からの意見が続く中、
森本「僕は、えみくじがすごいなって思って見てましたね。あれ、ちゃんと引く時には名前が見えないようになってて、上戸彩さんがひっくり返すと名前が見えるんですよね。あの日、上戸さんは一回も失敗しなかったのがすごいなと思いましたね。これが、コント師の見方です」
コント師独特の見方を発表。(芝「コント師の見方でもねえよ」)

一方、ピン芸人ゴッホさんは完全にファンとして楽しんだそう。
ゴッホ「敗者復活戦が終わってから、誰が決勝に行くのは発表されるまで、結構時間があるじゃないですか。あの時に、誰が一番に決勝に備えてネタ合わせを始めたか?っていう裏話を聞くのが僕、めちゃくちゃ好きなんですよ。今年は、アインシュタインさんだったらしいです。会場でかなりウケてたから。敗者復活終わってからすぐに始めたらしいですよ。で、それを見た東京ホテイソンが『俺たちもあれ真似しよう』って言って、二番目だったとか」
それに対し、永沢さんが以前敗者復活戦に出た時のエピソードを披露。
永沢「たしかに、俺らの時もマネージャーから言われたもん。早く移動できるように、荷物まとめとけよって。それで荷物まとめてたら『サンドウィッチマンです!』。おかげで早く帰れたよね」

カツアゲ:植田さん

続いて、植田さんが「カツアゲ」された時のお話。
高校時代、近くの農業高校の小せえヤンキーから山道でカツアゲされたものの、植田さんもあの見た目だし「こいつ、弱そうなのによくカツアゲしてきたな」と思い、「500円しか持ってねえけど」と付き合ってみたところ、「ちょっと待ってろ」と小ヤンキーは傍に停めてあった軽トラに向かって行ったそう。コンコン、と運転席の窓をノックするので「やべえ、ボスがいたか?」と思っていると、運転席からはまるでKKKのように穴を開けた茶色い紙袋をかぶった男が出てきたーーーというお話でした。

それを受けて、高佐さんが相方の尾関さんが昔カツアゲをされたという思い出の場所をGoogleストリートビューで検索してみたところ、ちょうど高校生がカツアゲされているところが写真に撮られていたというエピソードを披露。

それから、芝さんの「人生で一番不思議だった出来事」の話に。
芝さんが昔バイト仲間と大通りを歩いていると、植え込みのところに真っ白なブラジャーが置いてあるのを発見。「ブラジャーあるけど、どうする?」という話になり、写メくらい撮りたいと思ったものの、夕方で人通りも多かったので断念。後日、「そういえばあのブラジャーどうなったかな」と深夜にその道を通ってみたところ同じところに相変わらず真っ白なブラジャーが。雨も降ったのにすごいな、と思い写メを撮ろうと顔を近づけてみると、「ブラジャーが生のイカに変わってたの!」。
芝「あれ、マジで人生で一番不思議だった」
楢原「イカがブラジャーに化けてたのかな」
森本「イカに化けるイメージないけどな」

銀座線:芝さん

続いて、「俺ねえ、銀座線嫌いなの」と言い出す芝さん。
芝「あれ、めちゃくちゃ全部の駅とまるでしょ?」
というのも、M-1の準々決勝の日、芝さんはユニットコントの舞台があり、昼公演・夜公演の間に急いで渋谷から浅草まで移動してM-1でネタをやり、また急いで渋谷へ戻らなくちゃいけない、というスケジュールだったため「早く行かなきゃ!!!」という焦り&イライラの中で銀座線を往復したそう。
芝「もう、めちゃくちゃ細かくとまるじゃないですか、あいつ。表参道、外苑前、青山一丁目とか。そうやって、全員にいい顔してどこにでもとまりやがって。そんで、目的地は浅草なんだろ?お前なんて『銀座』でもなんでもないよ。銀座行くの、別にお前じゃなくてもいいし」
永沢「じゃあ丸の内線は?あれも別に丸の内って感じじゃないじゃん。池袋から荻窪とかなんだから」
芝「丸の内線はいいですよ。枝分かれしてるでしょ?方南町とか、そっちの方。そっちに行くからいい」
永沢「枝分かれって言っても、超小枝よ?」
芝「小枝は好きでしょ?」
永沢「う、うん」
森本「おい!論破されんな!言い返せ!」
芝「あれは、あいつにしかできない仕事をしてるからいいの。銀座線は浅草から渋谷に行きたいがために外苑前とか表参道とかへこへこしてる」
高佐「確かに、銀座線の渋谷、表参道、青山一丁目って半蔵門線もとまるんだよね。並走してる」
永沢「あの辺なんて金持ってるやつしか行かないんだからタクシー乗れよな」
高佐「デモしよう、あの辺には電車とまるなって」
永沢「でも、銀座線がなくなったら渋谷から浅草に行くの、もっと大変になるよ?」
芝「う〜ん……」
森本「一撃で論破できた!」

銀座線がどうにもお気に召さない芝さん、「路線によって民度ない?」と言い出します。そこで高佐さんが「まあ、お客さんの中にはその路線に住んでる方もいるかもしれないからね?」と芝さんを落ち着かせようとしますが、永沢さんが「やっぱ西武新宿線ね」と言うと、すぐに「ね!俺も住んでたからわかるけど、西武新宿線民度低い!」と強烈なdis。直前の気遣いはなんだったんだ。
永沢「あと、単純に恵比寿にいる女は全員かわいい」
高佐「僕は東横線に乗ってる女性は全員尊敬する。みんな綺麗だし、仕事もスタイリッシュな感じ」
芝「渋谷から出てる横浜の方行くやつとか、三茶の方行くやつにはいい女が揃ってるんですよ。二子玉越えて川崎に近づいたあたりから変わってくる」
植田「副都心線にはびーちぶ芸人しか乗ってないけど」
楢原「茶色だし」
芝「びーちぶ行く時しか乗らないのに、なんでびーちぶ乗り入れてないの!って」

西村さん:ゴッホ

ゴッホさんがカープ開幕戦の日、バイきんぐ西村さんの部屋で一緒に見ようと遊びに行くと、西村さん・JD・清和さんの誕生日会が行われており、手ぶらで行ったから気まずかったというお話。
ゴッホ「試合が終わって、ちょうどスケジュール的に出なきゃいけない時間だったので『西村さん、帰りますね』って言ったら、『誕生日会でこんなにメンバーも集まってるのに、マジで野球だけ見て帰るの?』って西村さんから言われて。じゃあ事前に教えておいてくれよ!」

それからそれぞれの誕生日の話になり、芝さんが「自分と誕生日が同じ有名人一番強いの誰?誕生日じゃんけんしようぜ」と提案。
楢原「俺、マジで強いですよ。亀田興毅
芝「強い!単純に強い!」
高佐「フィジカルなんだ」
植田「それじゃあ俺も強いわ、ヒクソン・グレイシー
芝「おお!強い!それなら俺も強いのあるよ、ジャガー横田
森本「僕のは強いとは違うな〜僕は宗兄弟」
芝「速い!強いじゃなくて速いだ!」
永沢「俺、渡哲也と石原裕次郎
芝「石原軍団じゃん!」
永沢「石原軍団なんだよね(炊き出しを渡すジェスチャー)」
森本「炊き出しを配るな!」
永沢「で、相方が舘ひろしと一緒」
芝「磁石さん、石原軍団じゃん!」
永沢「(炊き出しを渡すジェスチャー)」
森本「だから炊き出しを配るな!」

ジェネレーションギャップ:楢原さん

以前、ライブで錦鯉まさのりさんが「昔、時給が350円で〜」と言っているのを聞いて「350円!!!!!!!?」と驚きすぎてまったく話が入ってこなかった、というお話。
もともとヤーレンズは大阪で活動していたので、東京に出てきた時、先輩と後輩の距離がとても近くて驚いたし、自分もたとえばエルシャラカーニ清和さんにウエストランド井口様と一緒に説教しているくらいになったけれど、まさのりさんが時給350円で働いていたと聞いて、そんな世代の人と一緒にユニットコントをしていることに改めて衝撃を受けたそうです。ちなみに、最近は連絡などもスマホが当たり前だけど、そんなのはここ最近のことで、磁石も昔はFAXでやりとりしていた、とか。
楢原「そういえば芝さん、iPhoneデビューしてたよね」
芝「そう。マネージャーからもらったの、シックス。まだガラケーの時とおんなじ使い方しかしてないけど、変えたばっかりの時は電話も出れなかった。かーちゃんから一番に電話かかってきたんだけど、どうしたらいいのかわかんなかったもん」

そんな感じで様々技術発展目覚ましいですが、永沢さんが改善して欲しいのはエレベーター。
永沢「あれ、一番最初に乗った人が一番最後におりて、一番最後に乗った人が一番最初に降りるでしょ。超納得いかないよね」
森本「飲食店とかね。後から来た人が先に降りてお店入っちゃって満席です、とか」

名前問題:ゴッホさん

芸名が覚えにくいのか、地元で「カープくん」と呼ばれているゴッホさん。
さらに、ギースの尾関さんと地元の番組で一緒になることが多いので、尾関さんが「ゴッホさん」と呼ばれたり、ゴッホさんが「ギースの向井さん」と呼ばれたりするそう。
ちなみに、名前まちがいでは「トンツカタン→トンカツタタンタン」「磁石→じせき」というのがあるそうです。
永沢「磁石に関してはお前の教養の問題だろ!」

ゴッホさんはしかも、覚えづらいし、特に意味もない名前だから由来を聞かれた時にも困るし、結構本気で改名を検討中のようです。
楢原「コンビ名の由来とか聞かれるじゃん?あれどうしてる?俺たち、サザンが好きなんでって超つまんない答えになっちゃう」
芝「俺は嘘つく」
楢原「なにそれ。『名前の由来はなんですか?』」
芝「『シャ乱Qってつけようと思ったんですけど、もういたんで』」

すっきりソングもなんとなく語呂で決めたらしいのですが、「歌人(ソング)がいなくなってすっきりした」という意味だとファンの人が勝手に推理していたからびっくりした、と植田さん。高佐さんもそういう意味だと思っていたそうです。
植田「まあたしかに歌人と詩人はいま仲悪いですけど」

歌舞伎町のアナウンス:高佐さん

歌舞伎町のキャッチ注意のアナウンス、横澤夏子さんの「ついて行ったらダメだからね?絶対ダメよ?絶対だからね?」がフリにしか聞こえなくて、ついて行った方がいいのかな???と思ってしまう、と高佐さん。それからぼったくりの話に。
芝「あれさ、ついていっても大丈夫なこともあるんじゃないかって気がするけど、ついていった人はもれなくちゃんとぼったくられてるよね。前に、マツクラさんがむちゃくちゃボラれたことがあんだって。そんで、警察も来たんだけど、お店の価格設定だから警察も介入できないんですって店の中までは入って来てくれないらしくて。店側も『警察?はいはい呼べ呼べ』って感じで。そんで、マツクラさん泣いちゃったんだって。泣いて『そんな金で生きていって、お前の人生楽しいのかよ!!!』って。店側も『はいはい楽しい楽しい』って。相手にしてくれない」
こわいはなしだ……

シニアプランク:森本さん

森本さんはインターナショナルスクールに通っていたのですが、こちらには日本の学校とは違う風習がたくさんあるそう。「シニアプランク」もその一つで「シニア」=「高校三年生」、「プランク」=「いたずら」。高校三年生がやるいたずらは思い出づくりとして先生も大目に見てあげましょう、という風習があるそうです。
そのため、生徒が先生の車を縦にしちゃったり、授業中に水鉄砲を先生に向かって仕掛けたり。怒ったら野暮、ということで先生も怒れない。
そんな中、森本さんの学年であったなかなかすごいシニアプランクのお話など。

小野照崎神社:高佐さん

渥美清が禁煙をする代わりに寅さんの役を得たという有名な神社に、先日アイアム野田さんと一緒にお参りして来たという高佐さん。大好きなものを断つ代わりに、仕事が舞い込んでくるといわれているそうですが、
高佐「野田さんはつけ麺を断つって言ってて。つけ麺好きって聞いたことないけどなあって」
芝「つけ麺?ラーメンはいいの?」
高佐「ラーメンはいいんだって」
永沢「あいつとよく飯いくけど、つけ麺食べてんの、一回も見たことない」
など、「つけ麺断ち」でいいのか???という疑念も上がっていたのですが、実際、野田さんは次の日にCBCでの番組が決定したそう。3回お試しで放送して、評判がよければレギュラー化というもの。
ところで、野田さんは六本木のバーでバイトをしているそうなのですが、そこが出前OKのタイプのお店らしく、野田さんはVIP席に出前を届けたりするボーイのお仕事なのだとか。ある日、いつものようにVIP席の扉を開けると、そこにはなんとあののりピーが!のりピーはベロベロに酔っていたらしく、野田さんが持って来たご飯を「あ〜ん」と一口食べさせてくれたそう。それをパクッと食べたあとで「あ!これつけ麺だ!」。
その後、CBCの番組も無事終わったものの、どれだけ聞いてもスタッフさんが結果を教えてくれない……というのがつい一週間前の話なのだそうです。どうなることやら。
植田「でもあれって、破ったら自分じゃなくて近い人に返ってくるって言うよね」
高佐「じゃあおおかわらさんや和田さんがやばいかもしれない」
芝「あそこの神社、絶対なんかあったって聞くよね。行ってみようかなあ。俺が煙草たったら、もう、総理大臣くらい、なれるよ」
楢原「そんなに?」

言い間違い:永沢さん

永沢「この前、彼女が家にいたんだけど、俺、サウナ行こうと思って彼女にうっかり『ちょっとソープ行ってくる』って言っちゃって。すげえキレられた。そんな怒る?ってくらい」
芝「『ソープ行ってくる』って絶対言ったことなくない?すげえ、意識しないと言えないよ」

こんな風に、永沢さんは30歳を過ぎたあたりから言い間違いやちょっとしたミスが増えてきたそう。帽子をかぶって出かけようとして、玄関で靴じゃなくて帽子を履こうとしてしまったり、プールで帽子をかぶったままシャワーを浴びたり、外へ出かけるのに忘れ物が多くて3度家に戻り、結局鍵を玄関にさしっぱなしにしたまま家を出たり。
永沢「天然っていうのとはちょっと違うんだよなあ。ドジなんだよ、ドジ」
芝「かわいく言うとね。でも、もともとちょっと天然入ってるんじゃないですか?」
永沢「や、ドジ」
芝「ドジって自分でかわいく言うなよ。ちょっと心配ですけどね」

以下、エンディングお写真です〜〜〜

f:id:mimimisan:20171208145550j:plain

f:id:mimimisan:20171208145554j:plain

f:id:mimimisan:20171208145600j:plain

f:id:mimimisan:20171208145605j:plain

 

2017/12/06 よしもと×K-PRO合同プロデュース「くじ引きトーク!!」

くじ引きトークVol.3を観に、ルミネへいってきました。くじ引きトークVol.1以来のルミネな気がする……とおもったら、そんなことなかったですね。全日本コントファンクラブがあったんだった。とはいえ行きなれないルミネ。

Vol.2の際は用事があったため残念ながら行けなかったのですが、開催するたびにお客さんが減ってきているとオープニングでMCのしずる村上さん&モグライダー芝さんが嘆いておりました。
村上「いろんな方がゲストで出てくれているので、それ目当てに来てくださると思うんですけど、このライブの枠組み自体はハマらないんでしょうね、みなさん」
芝「それはもうしかたない。誰も悪くない、悲しいことだよ」
うん、誰も悪くない。(ゲスト数減らして、1組ずつのトーク時間を長くするといいのでは……とちょっと思いもしましたが、「あーもっと聞きたい!物足りないよ〜」くらいのほうがちょうどいいのかもしれないしむずかしいですね)

ちなみに、Vol.1では「どうも、三船美佳です」と名乗っていた芝さんですが、
「第2回目からおなじみ、こんばんは、安室〜奈美恵です!まあねえ、トライミートライミー言うとりますけども」
と自己紹介していました。
村上「よくもまあ、それゆっくり言えたね?」
芝「さいきん、ゆっくり嘘つくのにハマってんの」
芝さんは安室ちゃんと結婚するために芸能界にはいったそうです。引退するまでに売れなきゃね、と。
芝「待ってろよ、安室ちゃん」
村上「ポジティブだな〜」

Vol.1のときには、トークにMCのおふたりもガンガン参加していくスタイルだったのですが、(前回からなのかな?)基本的にくじ引きトーク中はMCのふたりはステージの端っこで黙って見てるだけ、トークがやばいときにはイエローカードを出して介入するというルールに変わっていました。初回は井口様が「MCのふたりが喋りすぎなんですよ!!!」とむちゃくちゃ文句言ってたもんなあ。時間もかなり押してたし。
そんな感じでルール説明(よしもととK-PRO選抜メンバーの名前が書かれた紙が入っている箱があり、それぞれから一枚引く。出てきた2人がMCの決めたお題にそって5分間トーク)などもありつつ、早速1組目のくじ引きへ。
村上「もう、その場でくじ引いて順番決めるんですよ。今年のM-1みたいな感じですね」
芝「みなさん、これをM-1だと思ってくださいね」
村上「この間M-1見ておもしろかったなー!また早く次見たいなー!って思ったでしょ?これです」
芝「M-1グランプリ、開幕です!」
村上「僕が今田さんで、こちらが上戸彩さんです」
村上さんに手のひらを向けられ、慌てて気をつけをする芝さん。
村上「えっなんのポーズ?上戸彩さんどんなイメージよ?」
芝「だってできる!!?急に上戸彩ですって言われて!はい、こちら上戸彩さんでーす」
同じようなポーズをする村上さん。
芝「ほら!」
村上「なんか顎引いちゃうね(笑)」
芝「上戸彩って言われたら顎引くしかできない」

GAG宮戸×磁石永沢

そんなこんなで1組目のくじを引き、自分たちの引きの強さに驚くMCのおふたり。
村上「えっすごくない?」
芝「顔同じ人出て来ちゃうよ!」
村上「入れ替わってても区別つかない」
よしもとの方は左から、非よしもとの方は右側から出てくることになっていたのですが、村上さんの発言通り、宮戸さん&永沢さんは左右を入れ替えて登場。「どうも、宮戸です」と永沢さんが特に似せる気のないモノマネをしていました。

永沢さんと宮戸さんは顔が似ているととにかくよく言われるらしく、一度磁石の単独の映像で「一瞬だけ永沢さんじゃなく宮戸さんの写真が映る」ということをやったことがあるが、ファンにも気づかれなかったそう。もっとすごいことに、宮戸さんのお母さまがテレビで永沢さんを見て「テレビ出てるなら教えなさいよ!」と連絡してきたことがあるほどなのだとか。身内でも見破れないレベルのそっくりさん。
おまけに、おふたりは近所に住んでいるらしく、ちょうどそれぞれの家の真ん中あたりにセブンイレブンがあるから、そこの店員はパニックでしょうね、とお話されていました。

それからMC陣がトークテーマを選ぶ運びになったのですが、
芝「え〜どうしよ、純」
村上「決めていいよ」
芝「え〜」
村上「この2人ならなんでもいけちゃいそうだからなあ」
永沢「オススメのラーメン屋とかはやめてね、盛り上がんないよさすがに」
芝「ちなみに宮戸はある?」
宮戸「僕は東中野の十番ですね」
村上「ね!」
芝「あるんだ」
十番、きになる。
そんな会話もありつつ、芝さんが選んだのは
「この人だったら絶対に相方にしたくない」というお題でした。

永沢「今の相方が、だいぶ我慢してる」
宮戸「え?そうなんですか?」
永沢「お笑いの意見は合うし、仲もいいんだけど、人間性がねえ……。遅刻とか。だいたい、若手芸人でバツ2ってある?相当じゃない?」
永沢さんはとにかく佐々木さんの遅刻癖に困っているそう。宮戸さんも、確かに単独の映像で使用する偽永沢の写真を撮るために永沢さんの家に行ったら、佐々木さんが集合時間より45分遅れてきたので、先輩の家でずっと1人で緊張した、とのエピソードを披露していました。
おまけに、永沢さんが遅刻について説教すると「でも、別に打ち合わせとかリハとかあるわけじゃないし、俺が遅刻してもなんとかなってるしよくない?」と『謎理論』で逆ギレされてしまうらしい。永沢さんもそれを聞くと「なるほど……」と納得してしまうから、怒るに怒れないと悩んでいました。とにかくずっと佐々木さんの遅刻のことを言っていたので本当に困ってるんだろうなあというのがめちゃくちゃ伝わってきました。

具体的に嫌な人は?という話題になり、永沢さんはマヂカルラブリー野田さんの名前を挙げていました。
永沢「一回野田クリスタルと即興漫才をやったことがあるんだけど、ずっとあの感じでほんとにねえ、嫌な気持ちになった。上沼さんの気持ち、俺よくわかる」
一方で、宮戸さんはモグライダーともしげさん。というのも、ともしげさんは宮戸さんの女装姿を「本当の女」と意識しているからこわい、と。
宮戸「ともしげくん、同期だし家近いしよく一緒に飲むんですけど。なぜかね、俺の女装を女だと思ってるんですよ。あの人裸足だから足音ないでしょ?(ここで芝さんが爆笑してました)足音なく女装姿で袖にいる俺に近づいてきて、『今日も可愛いね』ってお尻触ってくるんですよ。前に、モグライダーさんが中野でやってるライブに呼んでもらったことあるんですけど、その時コントじゃなくて漫才やったら『なんで女装じゃないんだよ』ってちょっと怒られましたからね」
永沢「あいつ性欲すごいから」
2人のトークタイム終了後、芝さんも交えてともしげさんの話になり、
芝「ともしげは宮戸の女装を世界で一番楽しみにしてる」
宮戸「あのクオリティなのに。しかも、女装完成してあのクオリティなわけじゃないですか。でも、ともしげくんは僕が楽屋で着替えててブラジャー姿の段階でもうこっちを凝視してますからね。いや、まだほとんど俺だよ!と。あのクオリティでよくもまあ……」
村上「イケると思ってんじゃない?このくらいなら俺でもいけそうって」
宮戸「確かに、ともしげくんはよく飲みに誘ってくれるんですけど、だいたい1時とか終電なくなってからなんですよね」
村上「狙われてる!」

宮戸さん、永沢さんそれぞれのエピソードがしっかり聞けたうえ、芝さんがともしげさんの話をされて誰よりも笑っている姿も見れて、大満足な1組目でした〜〜〜。

インディアンス木村×ハナコ岡部

ふた組めは若手のおふたり。ライブで一緒になることは多々あるものの、ほとんど喋ったことはないそうです。
芝「どうなるかな〜キムはばかだから」
村上「キムはばかだからねえ」
木村「ばかじゃないですよ」
村上「ツッコミだからちゃんとしなきゃってしてるタイプのばかだよね」
木村「それ、よくいるやつじゃないですか!ふつうのやつ!」
一方で岡部さんは(顔で語れてしまうので)ふだんはあまり喋らないとおっしゃっていたので、どうなるかなと思っていたら、「副業でお店を開くなら何屋さん?」というトークテーマが発表されるなり、「僕、最近見つけたんです!」とすぐに話しはじめていました。
岡部さん曰く、お店をやるなら専門店が強いのではないか、と。だから、「座椅子」の専門店をやりたいのだそうです。
岡部「座椅子ってみんな欲しいじゃないですか」
そこで、どんな座椅子がいいかという話になったのですが、どうも微妙に木村さんと岡部さんが噛み合わない。
「あいつ、座椅子知らないんじゃ……」と芝さんが呟いた直後、木村さんが座椅子とクッションを勘違いしていたことが発覚しました。ミラクル。
芝「『座椅子って椅子の座るやつ?』って発言していた時点でやばいとは思っていました」
岡部さんが木村さんに座椅子を説明し、理解してもらうのに時間がかかってしまったのですが、残り1分になった時点で、自分も意見を言わなきゃ!!!とおそらく焦った木村さんが「僕はね、お店やるなら、甘いものが食べたい時と辛いものが食べたい時とに併用できる食べ物を開発したいです!」とむちゃくちゃ不思議な発言をして時間終了。
岡部さんは「こんなに喋ると思わなかった!全然話が通じなかった!」とびっくりした様子のまま帰っていきました。

芝「きむ、ほんとくちゃくちゃだったね」
村上「うん、くちゃくちゃ」
芝「かわいかったなあ、2人とも」

田畑藤本田畑×ピーマンズスタンダード南川

村上「田畑も実は頭いいんですよ。立命館出てて。東大がすごいから目立たないけど。とんねるずのノリさん近くで見ると結構でかいみたいな」
芝「タカさんが大きいから気づかないけどってやつね。ナイツもそうなんですよ。塙さん意外と大きいの。土屋さんが2mあるからわかりにくいけど」
村上「どんだけ後ろで『ヤフーだよ』って言ってんだよ」
一方、南川さんも関西大学出身なので、関関同立で仲間ですね〜!などと話していたのですが、こちらの2人もこれまでライブで一緒になることはありつつ喋ったことはほとんどないそうです。

MC芝さんがお題を発表しようとするとそれに被せて南川さんが喋るのでお題を言えないというやりとりが何度かあり、
芝「なんでそんな喋んの。不安な時のやつじゃん」
南川「まあね」
芝「不安なんですか?どうしてですか?」
南川「どうしてって、いや、……こいつシステマのフリ知らんねん!へたくそか!」 
芝「おかしいな、僕、めちゃくちゃシステマのフリ上手なんですけど」
など不発システマがありつつ、お題発表。

お題は「やり方がせこいと思う笑いの取り方」。
田畑さんは「ええ〜〜喋りづら〜〜〜!」という感じだったのですが、もうしょっぱなから南川さんが止まらない。
南川さんは「キャラ芸人がキャラから降りたことを言う(オネエキャラが男を出すなど)のがとにかく気に入らないらしい。
南川「この後も、きっとペンギンズのノブオがそれやりますからね!お客さんよく見といてくださいよ!」
田畑さんは、相方の藤本さんがたまにあのキャラを降りる、というか、照れ笑いや舌をぺろっと出すことでかわいさに逃げるのがずるいと思うそうです。
田畑「ぶりっ子しやがるんですよ」
南川「でも、お客さんはかわいこぶってるって気づいてないと思うよ」
田畑「そうですかねえ」
南川「ていうか、お客さんは『かわいい』を見にきてるからね!?こんなん、見たくないのよ」
そう言って自分の顔を指差す南川さん。ふと、田畑さんの顔を見、田畑さんも南川さんを見つめ返します。
田畑「ていうか、僕ら顔似てません!!!!?」
南川「ほんまや!!!!!ドッペルゲンガーかと思った!!え!!!?そっくりじゃない!!!!?」
ほんとだ!!!!!!!!同じ顔だ!!!!!!!

ちょっとした奇跡がありつつも、やはり南川さんは悪口が止まらず、
南川「他に、漫才ではある?俺はね、つかみで『それ誰やねん!』ってツッコむタイプのボケするやつ。出てきていきなり知らん奴のモノマネするとか。それ、別につかみじゃないとこでもできるやん!どこでもできるやん!って思う」
と話題を漫才に転換。
田畑「ええ〜漫才でしょ。ちょっと特定の人たちになっちゃう」
南川「ええよ」
芝「ええよって(笑)」
田畑「あの〜〜〜ダンス取り入れるボケはちょっとねえ。サンパチの前では喋くってくれよという美学というか」
南川「なるほどねえ。それって例えば誰?」
田畑「いやいやいや!それはちょっと」
南川「ライブの告知ではある?」
村上&芝「ライブの告知!!!」
南川「俺はテレビの告知するやつ。ライブでいついつテレビ出ます〜って。それはライブで言わんでええやん!Twitterとかあるでしょ!ライブでいうのはただの自慢やから!」
南川さんがライブでテレビの告知する芸人の悪口を始めたところでタイムアップ。その後、MCも加えて(村上「南川がこのお題出したの?」)軽いトークタイムがあったのですが、そこでも南川さんはずっと「ライブでテレビの告知すんな」と言い続けていました。あまりに南川さんが止まらないので、拳で南川さんの胸をどんどんどんと叩いて静止させる芝さん。
南川「痛くない!!痛くないわそんなん!システマせんでも痛くない!」
最後まで芝さんはシステマのフリがへたくそなのでした。

やさしいズタイ×マシンガンズ西堀

こちらも先ほど挨拶をしたばかりという面識のない組み合わせ。
タイさんは芸人になる前から西堀さんをテレビで見ていたから緊張するしこの組み合わせはちょっと嫌だったと話し、西堀さんはタイさんのことを全く知らなかったのでここだけは当たらないでくれ〜と思っていたとか。MCのくじ運がすごい。

お題は「今年のM-1の感想」。タイムリー。
タイさんはコント師、西堀さんは参加していないので、それぞれ芸人さんではありつつも当事者というよりはお客さんとして見ていたと話します。
西堀「みんな、めちゃくちゃ一生懸命考えて台本書いて、めちゃくちゃ練習してんだな〜って思ったよ!俺らなんて台本テキトーだし、練習もしないからね」
タイ「同期のゆにばーすが一発目でめちゃくちゃウケてて、これはちょっと順番がな〜と思ったんですけど、とろサーモンさんが出てきたときに、単純にこれはすごいわ、順番とかじゃない、叶わないって感じはしましたね。あと、さや香なんて後輩なんですけど、すごいわって思いました」
西堀「さや香、俺はわかんなかったんだよね」
タイ「わかんないですか?」
西堀「元気な子だな〜と思っちゃって。隣で奥さんが笑ってたから『ははっ』てわかるふりしたけど。なんか、みんな無駄がないよね。俺は漫才は無駄が好きなんだけど。なんでそこでそんなこと言っちゃうんだよ、とか。そうじゃないと、その人がやってる意味がないというか。無駄に人が出るから。あとさ、コントの人でしょ?漫才のあのテンポ、早いな〜って思わない?」
タイ「思います!コントはゆっくりだから、ついていけない。M-1も正直、かまいたちさんが出てきたときにやっと話についていけるって思いましたもん」
西堀「無駄がなくてテンポがいいとうっ…!てなんだよね。なんかもう漫才って短距離走みたいになってきてんじゃん。とにかく早くボケます、早くツッコみます、みたいな。餅つきじゃねえかって。あれは俺できないな〜出場資格あっても絶対無理」
タイ「僕も、M-1取るより、KOC取る方が楽なんじゃないかなって気になりましたね。15年続けたってあのレベルには到達しないだろうなって」
西堀「コントの魔力ってあるよね?見てると、俺でもできそうだなって思っちゃう。俺、三回生まれ変わっても和牛にはなれないけど、コントならできそう」
タイ「実際、コントってあるんですか?」
西堀「あるよ。マッサージ屋に行って男のマッサージ師にやってもらうんだけど、いつもの感じでムラムラしてきちゃって、男に『抜いてくんねえ?』って頼むってやつ」
タイ「それは…(笑)」
西堀「でもさ、あれができないんだよな。いきなり、宙に向かって話し始めるって」
タイ「漫才師の方、それ言いますよね!逆に、コント師は正面を向けない。正面向くと、恥ずかしくなっちゃう」
などなど、それぞれの視点からの漫才、コントの話が聞けてすごく濃密なトークでした!これ、漫才に比べてコントを軽視しているわけじゃなくて、M-1のような「スポーツとしての漫才」とは別のところにコントや西堀さんが好きなタイプの漫才があるよね、という話でM-1はたしかにすごいし、すごいからあれが正義でえらいってなりがちなきがするんですけどでもそうじゃないよね、お笑いって多様でいいんじゃないかと思ったりしました。

竹内健人×三福エンターテイメント

芝さんがK-PROボックスからくじを引いて「お!三福!」というなり、出てきてしまう三福さん。「まだ呼び込みしてないから!」とMCにつっこまれ、ゆっくりと手を振りながらまた袖へと戻っていきました。
村上「あいつ、どこでカッコつけてんだよ」
芝「まあ、基本的に壁の裏から出てくるってことをやってるやつですからね」

正式にMCから呼び込みがあって、竹内さん、三福さん再登場。
それぞれ、元々はコンビで活動してからピン芸人へっていう経歴が同じだね、という話になり、
村上「いつからピンでやってるの?」
三福「まあ、エンターテイメントっていうのは、中三の時からそうだったかなって、ね」
村上「めんどくせえ〜」
芝「お前、ザンゼンジはなんだったんだよ」
中三の時からエンタメ師匠はエンタメ師匠だったようです。

お題は「1ヶ月間、一曲しか聞いちゃいけないとしたら何の曲を選ぶ?」。
竹内「普段音楽って聴く?」
三福「聴きますよ」
竹内「どんなの?」
三福「いや、もう何でも。演歌とかも聴くし」
竹内「俺は18の頃から聴く機械を持ってないから全く聴かないんだよね」
三福「まじすか?買えばいいじゃないですか!」
竹内「いや、もういい。いいの、聴かない」
まさかの竹内さんはそもそも「聴かない」という答えだったのですが、一方で三福さんは1ヶ月間聴くとなると、テンション高い曲の方がいいし、歌詞とかよりもメロディの方が重要になってくるという理由でMr.ChildrenTomorrow never knowsをチョイス。あのイントロが朝、家を出て自転車に乗るときにぴったりなんだそうです。
竹内「ミスチル好きなの?」
三福「いや、ミスチルが好きっていうか、あのイントロが朝にぴったりなんですよ」
竹内「あれでしょ、てんてんてん♪」
三福「ちがう、てんてんてん♪ですよ」
2人でイントロをフルで歌うなど。
竹内さんは普段聴かないけれど、あえて選ぶなら米米CLUB浪漫飛行
あのCメロと実は存在しているDメロがツボだ、と言い、これまた2人で熱唱していました。わかる、実は存在しているDメロがめちゃくちゃいい。

竹内「カラオケはいく?」
三福「いきます。好きです」
竹内「俺も好きなの」
三福「そうなんですか!?」
竹内「実は、俺、実家が変わってて、風呂に有線付いてたの。だから、あの頃の曲はだいたいわかる」
それから、カラオケで何歌う?一緒に行こうよ!とカラオケトークで盛り上がって終了。
芝さん、村上さんから「この後一緒に行けばいいじゃん」と勧められ、三福さんも「ぜひいきましょう!」と乗り気だったのですが、竹内さんはなぜか「夜は高いから午前中にしよう」と言って譲らないのでした。

芝「ちなみに、純はある?これ一曲だけってやつ」
村上「難しいよね〜!今なら、チャットモンチー解散するじゃん?だから、チャットモンチーだけを聴く時間を神様が与えてくれたのかなって思うからチャットモンチーにするなあ」
芝「すごいね!ちゃんとしたやつあるんだね!俺、純がなんと言おうと「君が代」って答えて逃げようと思ってた」

 ブロードキャスト‼︎房野×パーパーほしの

次は芸歴差のあるお二人。ライブで一緒になったときに何度かお話したことがあるそうです。房野さんとほしのさんは誕生日が一緒らしく、おまけにその日に同じライブに出ていたので、ほしのさんから「誕生日一緒なんです〜」と話しかけにいったとか。
おまけにほしのさんはもともとよしもとにいたことがあるので、その当時もブロードキャストを見ていたらしいです。
ちなみに、ほしのさんはNSC〜よしもと在籍時、同期にまったく友達がおらず、解散しても誰とも組めないのでマセキの養成所にうつったとのことで、「おととい初めてニューヨークに『同期なんです〜』って声をかけることができました!8年越し!」と話していました。8年越し!

お題は「個人的2017年流行語大賞」。
このコンビは、基本的に房野さんがほしのさんからエピソードを聞き出すというスタイルでトークが進んでいったので、ほしのさんがKOCで9位になったショックから9のつくものがダメになった、とか、もともとお笑いかバンドのどちらかがやりたかったのだけれど、バンドは顔がよくなきゃダメかなと思ってお笑いを選んだとか、とにかく人前で歌いたいのでのど自慢に2回応募したがオーディションで落ちたとか、ほしのさんのエピソードがたくさん聞けてよかったです。房野さんがずっとお話をうんうんって聞いてあげていて優しい先輩と後輩という感じでした。
最後にほしのさんがのど自慢オーディションで歌ったsuperflyの「愛をこめて花束を」を熱唱して終了。
房野さんの感想は「メンヘラ弾けたんか」でした。

トーク終了後、房野さんが「こんなにかわいい子、なかなかいなくない?ずっとトークしてられると思った!」とかなりほしのさんを気に入った様子なのがめちゃくちゃよかったです。いいもの見た。

グランジ大×ペンギンズナオ

ラストはこのふたり。
先ほどの南川さんの「キャラ芸人がキャラ降りて笑いを取るのはせこい」発言もあり、「どうする?ノブオでいく?ナオでいく?」と聞かれ、「ノブオで」と言うナオさん。かっこいい。

お題は「芸能界で一番綺麗だと思う人」。
大さんは菅野美穂、ナオさんは高岡早紀だそうです。
大「いや、やっぱ、芸能界で一番はうちの奥さんって言っとくか」
ノブオ「鬼奴のアニキ〜!」
大「誰を呼び捨てにしてんだよ!アニキじゃねえし!」

途中で大さんはノブオ相手じゃやりづらくなったようで、「素で喋ってくれ」などと言っていたのですが、ノブオは小道具(カメラとかラッパとか)を取り出してうまく煙に巻きながら、ノブオを貫き通していました。
トーク終了後に芸歴等の話になり、
芝「ナオはどのくらいなの?」
ナオ「芸歴8〜15年ですね」
芝「8〜15!?」
村上「NSCいた時期もあるんだよね?しかも、俺ら(芝さんと村上さんはNSC9期)より上でしょ?」
ナオ「オーディション組だったんで、8.5期って感じですね」
大「俺、見たことあるよ。白猫(ナオさんのよしもと時代のコンビ)」
ナオ「え!?まじすか!?」
大「ペンギンズ出てきた時に、あ、白猫の子じゃんって思ったもん」
ナオ「なんだ、知ってたのか〜それなら最初っからノブオじゃなくてナオで喋ればよかった、恥ずい」
芝「恥ずい?」
ナオ「ただただ恥ずい五分間でしたね」
ナオさん、五分間で汗びっしょりになっていました。

 

 

よしもとの芸人さんがNSC何期生かによって先輩後輩を決めるのに対し、他事務所の芸人さんはそもそも養成所に通っていなかったりするので芸歴の長短がわからない、と言う話、見ているこちら側もむずいな〜〜〜といつも思うので、お笑いポポロNSCを軸にした芸歴対応表を作ってほしいですね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

2017/12/04 東京03寄席

M-1めちゃアツでしたね〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!みてるがわとしてもドキドキでぎゅって手を握りしめながら画面に釘付いているのだけれどそんなこっちのコンディションも関係なしのすばらしいネタばかりで気づいたら手を開くどころか叩きながら笑っていてあっというまなのに濃密な3時間、ただのにわかおわらいファンでも「上質でした……!」とため息ついちゃうくらい、質なんてわからないばか(わたしです)でもわかるくらい、ばちこんとおもしろさ叩き込んでくる漫才師しかいないすんごい3時間でしたね!!!!!

そんなきのうの興奮も冷めやらぬまま(録画していた敗者復活戦を朝からもう一度見たりしたあと)、今度は上質〜〜〜なコントを観に東京03寄席へ行ってまいりました!!!ほんとうに全組すばらしくおもしろかったです……!

各ゲストネタ披露後、東京03と2組でトークをするゾーンがあったので、そちらの会話を中心に以下備忘録です。

オープニング

まずは東京03の3人が登場。東京03寄席は開催ごとにどんどん会場が大きくなっているらしく、「すごいね、二階席まで!」と二階のお客さんに手を振る飯塚さん。
飯塚「なんかお客さんに覇気がない(笑)」
角田「舞台に出てるのが俺らだからでしょ」
となんともまったりした雰囲気のすべり出しでとてもあったかくてよかったです。

東京03のお三方はみなさんお揃いの黒いスーツを着ていらしたのですが、これはネタ用の衣装で着替える時間がないためにしかたなくこの格好で出てきたとのこと。別にMCだから張り切ってぴしっとした格好してきたわけじゃないよ、と。でも、東京03の3人がスーツ姿だとほんとうにふつうの会社員みたいになっちゃうね、と自虐していらっしゃいました。
豊本「忘年会の司会者にぴったりですよ」
飯塚「忘年会の司会者は会社員じゃねーか」
豊本「そうですね、だから、うん。」
飯塚「……え?」
豊本「……まあ、こういう感じになりますよ」
飯塚「なに?どうしたの?なんでそんなしどろもどろなの?追い詰められてんの?……お前またなんかやったな!!!!!!!!!?」
豊本「やってない!やってない!」
豊本さんは『あの一件』以来、家庭でも責められているのか、すこしおとなしくなってしまったそうです。飯塚さんが「俺の好きだった、あのふてぶてしい豊本が影を潜めてしまって寂しいよ」と寂しがっていました。それを「まあ、そのうち慣れて元に戻ってくるよ」となだめる角田さん。

ちなみに、その後に「今回のゲストは2人への相談なしで飯塚さんが決めた」という話になり、飯塚さんが「いいキャスティングでしょ?」というと豊本さんは「うん、いいんじゃん?」とふてぶてしく言い放ち「なんで上からなんだよ!!!!!」とちゃんと怒られていました。

だーりんず

1組目はだーりんず。
ドルオタの息子のネタでした。好きなやつだったからうれしい。小田さん演じる息子のあの鼻にかかった声がたまんなくいいですよね。

小田さんは東京03寄席のファンで、前回は自分でチケットを買って観にきていたとのこと。それを聞いた03の3人は「えー……」となぜかちょっと引き気味だったのですが、03側もだーりんずのネタが好きでDVDも全部観たのだそう。それを聞いただーりんずのお2人は「えっ!あのDVD見たんですか!!!?」とめちゃくちゃうれしそうに顔を見合わせていました。 

パーパー

パーパーのネタは遠くへ行ってしまう恋人を追いかけるよう説得するというもの。ベタで壮大なドラマ設定とタクシー代というみみっちさの対比が切なおもしろかったです。お金がないというのはなんとも悲しいことだけれど(だから)おかしい。
ネタの設定では山田さんの家にほしのさんが押しかけてきたということになっていたのですが、「緊張しすぎて、靴を脱いで来るのを忘れちゃいまして」とじぶんの足元を指差すほしのさん。それをうけて「いっつもそうなんですよ!」と山田さんが怒り始めます。
山田「室内の設定だからちゃんと靴脱いでねって出番前に私に言ったんですよ。なのに、自分が靴脱ぐの忘れてるし。ブレーンみたいな顔して、私にセリフ間違えないでねとか言っておきながら、キングオブコントの本番で自分が間違えるし!」
飯塚「間違えてた〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!間違えてた間違えてた!」
なぜかめっちゃ嬉しそうな飯塚さん。
飯塚「山田さんはそういう時どう思うの?」
山田「まじふざけんな」
今日もちゃんとパーパーは仲が悪そうでした。ほしのさんずっとへ〜〜の顔してた。

KOC以来、山田さんはライブに出たがらなくなって、ほしのさんは最近ピンで舞台に立っているそう。
飯塚「もったいないよ!なかなかないバランスの2人なんだから2人でやりなよ!こんなちょーーーーーーーーーちょうどいいブスいないよ!?」
山田「ブス!!!!!!?ブス!!!!!!?」
客席から拍手が起こりました。

山田さんは相変わらずお笑いには興味がないようで、昨日のM-1も見ていないとのこと。最終的に飯塚さんが「お笑いなめんなよ!!!」とキレて終わりました。

ラバーガール

ネタは「優しすぎるカイジ」みたいなやつ。大水さんの気持ち悪さとファンシーさが絶妙にキャラクターにはまっていてとってもおもしろかったです。
飛永さんがわりと「やったぜ!」みたいなちょっとテンションの高い演技をされている(いつもの淡々とつっこむ感じではない)ネタだったのですが、飯塚さんが「翼くんのあの爽やかな青年みたいなお芝居が好きなの」と大絶賛。角田さんにそういう軽やかなキャラクターを演じさせたことがあるものの、角田さんだとやけに重厚感が出てしまうので、飛永さんのように爽やかにはならないのだそうです。
飛永さんも爽やかなキャラクターのコントをもっとやってみたいらしく、こういうコントだけのライブをやりたいと考えているそうなのですが、大水さんがどうやら乗り気じゃなさそう。
大水「なんか、俺らがやる意味あるかな?って思っちゃうんですよね」
飯塚「でも翼くんにすっごいはまってるよ!翼くんにしかできないと思う」
飛永「やっていこうよ!」
大水「うーんやるか〜」
飯塚「全然乗り気じゃねえな」
また、大水さんの得体のしれないキャラクターの芝居もすごくいい、角ちゃんがやると得体がしれちゃうから、とこちらも飯塚さん大絶賛でした。演技の評価基準が角田さんなのがおもしろい。

飯塚「ラバーガールはほんとうにかわいい!かわいいから毎回呼んじゃう!また来てね!」

ニューヨーク

屋敷さんのジャンプがめっちゃよかったです。ネタ。
ニューヨークは漫才とコントどちらもやるので、ネタ数は半々くらいらしいのですが、漫才をやる機会の方が多いとのこと。(嶋佐「漫才の方が金になりますね」)
というのも、吉本は営業や劇場(ルミネ)での出番が多く、そういう場所ではコントはどうしてもウケにくいからなのだそう。
屋敷「さっきのジャンプするところ、ルミネでウケんと顔真っ赤になりますもん」

ちなみに、ニューヨークはずっとオファーし続けていたのに、なかなかスケジュールが合わず、やっと出演がかなったみたいです。東京03寄席の他にも、いろんな仕事で呼んでもらえるので、「こんなに金になる先輩、ハマっといて損ない」と屋敷さんが言い出し、「金で見てんの!!?」と3人から怒られていました。
屋敷「金になるからほんと03さん逃したくない。ずっとハマってたい」
飯塚「全然嬉しくない、その言い方」

それから話題は昨日のM-1に。
飯塚「敗者復活戦、どんな空気だった?」
嶋佐「うーん、野外だからあんまりわかんないんですよね」
屋敷「しかも出番までずっと地下に閉じ込められてるんですよ。だから他の芸人がウケてるかどうかもわかんなくて。出てからやっとわかる感じ」
飯塚「敗者復活戦のネタ、おもしろかったね」
角田「ね、壁殴るやつ」
屋敷「え!?見てたんですか?敗者復活も?」
飯塚「営業先で3人で見てたよ。ねえ?」
角田&豊本「うん」
屋敷「さっきから袖でずっと話聞いてたんですけど、みなさん『お笑い大好き仲良しさん』ですよね」
飯塚「バカにしてるだろ!『お笑い大好き仲良しさん』って」
屋敷「会話がコンパで会うファンの女と一緒」

さらば青春の光

ネタは予備校。めちゃくちゃおもしろかった!!!!!!森田さんのあのわーっとした関西弁の感じがめちゃくちゃ好きなのですが、このコントを見ていて、東ブクロさんのこってりとした関西弁もいいなと思いました。「してくれてまんねん」とか「わかりはらへん」とか。
この予備校のネタはKOCの決勝で2回目にやりたいと思っていたものの、尺が長いので諦めたものだそうです。
森田「ファンの人たちの間で、さらばは予備校をKOCでやるぞってずっと言われてたんですよ。準決勝の時は1日目にあの居酒屋やって。そしたらもうファンの人たちが『さらばには予備校があるから、決まったな』って。でも、僕、KOCの時期だけにちゃんねるに入り浸ってるんですけど、2013年のKOCの時にファンの人たちが『さらばにはオカリナがある』って言ってたんですよ。それ見て、オカリナいけるんかな、と思ってやったら、本番むっっちゃ滑りまして。もうファンの言うことは気にしないでおこうと」
飯塚「えー?滑ってたっけ?オカリナめっちゃおもしろかったイメージあるよ!」
東ブクロ「こういう人らがあかんねんな。惑わす」
飯塚「次はオカリナで行きなよ!」
角田「二本ともオカリナ!」
東京03的には、今後もさらばにはKOCに出場し続け、でも、優勝しないでいてほしいらしい。
飯塚「優勝しないよねーってずっと言ってたい。着眼点はいいのにって」
森田「毎回03寄席で着眼点褒めますよね」
東ブクロ「おかげで、森田が03寄席のネタ選ぶ時、『このネタは着眼点が弱いな〜』とか言い出すようになりましたよ」
森田「やめてくださいよ、着眼点イジんの」
飯塚「さらばは着眼点がいいし、ちゃんとそれをお話にしてるからすごいのよ。たまに着眼点だけの人いるでしょ」
角田「飯塚さんがもったいないな〜っていうやつだ」
飯塚「それだけでやり続けちゃうやつ。着眼点はいいんだからもったいないなって」

森田さんが衣装で「必勝」と書かれたハチマキをまいていたのですが、「KOC優勝しないねって話をしてんのに、ずっと必勝だね」と豊本さんがぼそりとつぶやき、飯塚さんから「いい着眼点だね〜〜!」と頭を撫でられて終わりました。

シソンヌ

 ネタはインドカレー屋。とても雰囲気のあるネタでした。インド人という設定も最高。ネタ後、飯塚さんは「賞レースを一切意識してないチャンピオンのネタだね」と評したあとで「もうずっと永遠に見てられる」とおっしゃっていました。
長谷川「なにも事件は起こらないネタですからね。うちの相方が街の風景の一部を切り取ったものとなっております」
じろう「これもルミネではポカンですよ」

先ほどニューヨークの話でも出ていたのですが、ルミネはお客さんの年齢層も幅広く、いろいろな人がくるのでわりとわかりやすいことをしないとウケにくいのだそうです。とくにKOCで優勝する前は知名度もあまりなかったので、「知らないやつがよくわからないことをやっている」みたいな状態になっていたとか。
長谷川「優勝する前はほんとつらかったですね。パンサーとジャンポケの後とか地獄でしたよ」

一方、東京03も営業ではウケにくいらしく(飯塚「コントはむずかしいよね」)、なるべくわかりやすいショートコントをやるようにしているがもはやショートコントもウケないと嘆いていました。「営業」ってチャンピオンでもウケないんですね。なぜだろう。

シソンヌは60分のパッケージで全国をまわるライブをやっているらしいのですが、とにかく節約のために衣装の着替えはなし、転換も中央に置いた板の後ろに隠れるだけというスタイルなのだそう。
飯塚「なんかおしゃれじゃん、ラーメンズみたいだよ」
長谷川「いや、ラーメンズさんはおしゃれでしょうけど、僕らは金がないだけなんで」
豊本「いや、ラーメンズもお金がないからあのスタイルになったんだよ。でも、お金がないからとは言わないの。そしたら周りが勝手におしゃれだと思ってくれるからって」
飯塚「コバケン言ってたもんね。ブランディングの人だから、あの人は。だからシソンヌも節約とか言っちゃだめだよ、おしゃれってことにしないと」
長谷川「じゃあ俺らもラーメンズさんみたいになれますかね」
じろう「くっせえ方のラーメンズ

 

最後に東京03が部下をかばう上司のネタを披露。ネタ中に豊本さんが座っていた椅子が壊れるというハプニングがあったらしく、途中からずっと脚で支えながら座っていたそう。
飯塚「おめーすげえな!すごくないですか!うちの相方!」
角田「すごくねえよ!ただ座ってただけじゃねえか」
豊本「うちの相方のほうは?」
角田「えっと、……おれも相方だよ!」

エンディングでは、森田さんが「着眼点がよかったです」と03のネタを褒めていました。

全ネタ最高におもしろい&「お笑い大好き仲良しさん」のネタの感想を直後に聞けるというめちゃくちゃ豪華で楽しいライブでした!次回も絶対にいきたいな〜〜〜

2017/11/26 154

タイトルが数字ばっかりだ!

本日はワイワイゲームワールドから休憩を挟んでバティオスに戻り、磁石佐々木さん、ダブルブッキング川元さん、マツモトクラブさん、三福エンターテイメントさんによるユニットライブ「154」を見てきました。

はじめての参戦だったのですが、やべえやべえと前評判は聞いていたのでどうやばいのだろうなとわくわくしながら会場に入ると、なぜか客席にはひとつずつ紙コップが。なににつかうの?と思っていたら、MCのステレオパンダから説明がありました。どうやら、毎回ライブ後に「お気持ち」をお客さんにいれてもらって回収しているそうで……チケット代とは別にお捻りもらうライブなんてはじめてききました、やべえじゃん。
さらに、ステレオパンダから物販についての説明もあったのですが、「後半の三福のネタを削ってでも物販のプレゼンをしてこい」と佐々木さん、川元さんにきつーく言われていたそうです。さかいさんが「台本とクリアファイルをセットで販売中」を間違って「クリアファイルにいれてプレゼント」と言ってしまったときには、じとーっとした視線を袖から送る川元さんがいたとかなんとか。やべえ、あこぎだ。

オープニングアクト

 4人のネタがはじまる前に、オープニングアクトとして「1人にゃんこスター」ことトンツカタン森本さんが登場。芸名通り「いい脚してるねえ〜」と言いながら自分でなわとびを跳び、「なんで跳ばないの〜」と言いながら自分でなわとびを跳ばない1人にゃんこスターでした。めちゃくちゃおもしろかったのでやっぱりにゃんこスターのあのネタはすごいし、1人で完コピしてた森本さんもすごい。

前回オープニングアクトとしてアキラ100%をやらされたときは、お盆と蝶ネクタイが準備されていたので、今回も衣装があるだろうと思っていたら「はい」となわとびだけを渡されたそう。
森本「お客さんのなかには、もしかしたら1人にゃんこスターと聞いて、僕が3助さんの格好で出てくるのか、アンゴラ村長の格好で出てくるのかたのしみにしていた人もいると思うんですけど、おかげでプレーンな森本で出てきましたよ」

ちなみに、アンゴラ村長役として代表児嶋さん、もしくはパーパー山田さんという案もあったらしいのですが、児嶋さんは拒否、山田さんは別のライブがあるとのことで1人にゃんこスターに。
森本「LINEは交換してない仲なんで、SMSで佐々木さんとやりとりしてたんですけど、児嶋さんも山田さんもダメでしたって送ったら、『じゃあ1人でがんばれ』って言ったあとに、親指立てた絵文字だけ送ってきて。皮肉!」

①4人漫才(佐々木さん作)

森本さんの1人にゃんこスターのあと、センターマイクが置かれ、主役の4人が登場。
まずは、佐々木さん作の4人漫才です。
はじめに「せっかくなんで4人でお揃いのネクタイしてみました〜。100均で買ったんですけど」と淡い水色に紺の長方形が散りばめられたネクタイを見せてくれたり(川元「墓場の断面図ですかね?」佐々木「そんな柄ある!?」)、「さっき、出てくる直前に佐々木さんが手を出してきた(がんばっていきまっしょい!のあれ)から『ぷっ』って思いつつ、あえて手を重ねたの。そしたらマツクラさんも重ねて。でも、絶対川元さんだけはやんないんだよ」と三福さんから裏話が語られたり(佐々木「酒入ってたらやるのにな〜」)とつかみのトークからネタへ。

ゆるふわ不思議おじさんマツクラさん、天然ナルシスト三福さん、ダーク川元さんといった3人それぞれのキャラクターが提示されるようなかけあいがあったあとで、街歩きロケを3人がやる、といった内容だったのですが、この3人のキャラって改めて強烈だな、とキャラ萌え(キャラウケ?)をできると同時に、びしばしツッコむ佐々木さんもたのしめる、とてもステキなネタでした。
そういえば佐々木さんってツッコミだった!(Twitterばかり見てる人の意見)

幕間にはMCのステレオパンダと森本さんが登場。
この後幕間のたびに、森本さんによる「ネタの説教」が行われることになるのですが、これ込みで面白いというか、むしろ前半はこちらこそ本番なのでは?と思われるくらいの充実したMCでした。森本さんが参加する前はどうしていたのかがきになるくらい。

1回目の中MCは森本さん1人にゃんこお疲れ、という話から。
さかい「前回はアキラ100%で、その時々にブレイクした芸人さんをやってるでしょ。でも、次のライブまでに誰かが売れるとも限らないじゃないですか」
まなぶ「次は1人スギちゃんとかね」
森本「次はねえよ。なんだよ1人スギちゃんって」
まなぶ「衣装(漂白剤失敗したシャツ)、そのまま袖ちぎっていけそう」 
森本「いけねえだろ」
さかい「この白いところ、切り取り線でしょ?」
森本「そしたら七分袖だろうが。全然ワイルドじゃないよ。ソフトだよ。『キャップまだ持ってるぜ〜ワイルドじゃないだろ〜?』ってなるよ」
さかい「じゃあ、1人トンツカタンやる?」
森本「なんでだよ。僕がここにいるってことは、あいつら暇なんだから3人で呼べよ」
まなぶ「それか1人卯月」
森本「なんで後輩のネタ、1人でやんなきゃいけないんだよ」
いきなり1人にゃんこスターをやらされたこともあって、終始怒りによる静かなテンションでツッコみ続ける森本さんが最高でした。
森本「だいたい、あの4人漫才、すごいちゃんとしたネタだったじゃないですか。それの前に僕の1人にゃんこスター見せられるってお客さんどういうモチベーションなの?それでいいの?みんな洗脳されてない?紙コップ今すぐ握りつぶせ!こんなライブに1円たりとも落とすな!だいたいチケット代3000円もとってるのがおかしいんだから!」

②佐々木さんピンネタ(マツクラさん作) ③川元さんピンネタ(三福さん作)

 佐々木さんのピンネタは、ティガーのぬいぐるみを持った佐々木さんが登場し、こどもをあやすような声で「トラ〜」と佐々木さんがぬいぐるみに話しかけるところからはじまりました。
すると、トラの声が流れてくるという、とってもマツクラさんのネタっぽいつくり!と思いきや、そこからの展開がなんとも説明しづらいのですが、佐々木さんとトラが一言二言会話を交わすたび、ブリッジのようにMAXの「TORA TORA TORA」もしくは安室ちゃんの「Try me」が流れ、佐々木さんがダンスするという…………。
会話の流れはトラが佐々木さんに結婚についての話をする→佐々木さんが「俺、離婚してるから」と怒る→でも、俺には飲み友達もいるからいいやと開き直る佐々木さん→急に佐々木さんに異様な執着心を見せ、不穏な空気を出しはじめるトラ→佐々木「おまえ、もしかしてメガネかけてる……?」とおそらくじつはトラはマツクラさんの分身だった……という話のような気がしましたが、シュールすぎたのでよくわかりません、ぜんぜんちがうかもしれない。
途中からダンスの時に心底嫌そうな顔をしはじめる佐々木さんがよかったです。

川元さんのピンネタは、あの川元さんが「今日は寒いなか、お集まりいただきありがとうございます」など殊勝な挨拶からはじまり、「砂漠化を阻止するために植林をしたい」ので「植林のダンスをやります」と言っていきなり踊り出すという…………。また3点リーダーを多用してしまった。
このダンスの振り付けがとっても三福さんっぽい動きでらしさが出ていたのはよかったのですが、こちらもシュールレアリスムが過ぎる内容で、なんかよくわからんのですが、最終的に川元さんが「お金をください!」と叫んで終わりました。
袖から三福さんの爆笑している声が響きまくっていました。

これら2本のネタを終え、ステレオパンダと森本さんが登場。
「このライブは、毎回ネタを作った人がお客さんよりもずっと笑うんですよね。今も、戻ってくる川元さんに、三福さんが『ナイスファイト』って言ってましたよ」
と、説明するステレオパンダに対し、森本さんは引き続きご立腹の様子。
森本「チケット代3000円のライブで緩めのダンスブロックを作るな!」
ここから森本さんの説教タイムがはじまります。
森本「僕、裏でマツクラさんに説教したんですよ。あんたこのネタ2分で作ったろって。2分で3分ネタ作ったろって。そしたら、耳元に顔寄せてきて『その通り』って」
さかい「さすがマツクラさん、艶やか」
森本「いや、2分で作ったことを誇るなよ!なぜなら、2分で作ったクオリティだったからね!」
あまりに森本さんからのダメ出しが止まらないので、さかいさんが「みんな先輩でしょ?なんでそんな風にいうの。もっと尊敬しなきゃダメじゃないですか」となだめようとするも、「一人一人は面白いから尊敬してるよ。でも、集まるとだめ。大学生と一緒だよ」と止まらない。
森本「僕も、今日は説教しにきましたからね。お客さんの洗脳もときたいし。逆に、ちゃんとネタが面白かったら、(幕間に)出てこないようにしますよ」
果たしてこの後森本さんは出てくることになるのか!!!?と次の幕間を楽しみにしつつ、次のネタへ。

④4人コント(マツクラさん作)

続いては、マツクラさん作の4人コント。
「俺は、今日の面接にかけていた」というマツクラさんの心の声が聞こえるところから物語の幕が開きます。とてもマツクラさんっぽい世界観。
マツクラさん演じる主人公の大事な面接の日、一緒に面接を受けることになった三福さん、川元さん、さらに面接官である佐々木さんがぶっ飛んだキャラのため、真面目にやっているマツクラさんが割りを食ってしまう、という内容。
三福さんが派手なボケをし、川元さんが細かいセリフで笑いを取っていく中で、マツクラさんは3人に巻き込まれてばかり、というセリフや動きでわかりやすく笑いをとるキャラクターではないのですが、徐々にマツクラさんがかわいそうな状況に追い込まれているのが笑えてくる…というとてもバランスの取れた役割分担がなされていてすごいな〜と思っていたのですが、後半になると急展開。
面接官佐々木さんが「ダンスをしよう」と言い出し、マツクラさん以外の3人が踊り出し、マツクラさんが「これは…夢…?」と戸惑っていると、舞台が暗転。
明転すると、面接の会場で寝ている4人。マツクラさんだけが1人起き出し、「やっぱり夢だったんだ!」と安心して、再び眠りにつきます。
すると、次は川元さんが起き、なぜか寝ている佐々木さんにこっそり近寄り、猫耳を装着。就寝。次に起きた三福さんは佐々木さんの首に首輪をつけ、寝ている川元さんの顔をキスしそうな距離で覗き込んだのち、就寝。
最後に起きた佐々木さんが舞台の真ん中まで移動し、「踊り疲れて眠っちゃったにゃん」で終了。

えっ?????????と思うや否や、MCのステレオパンダよりも先に森本さんが登場。
森本「後半だけ深夜2時に作ったの?」
導入部分はマツクラさんっぽいテイストでとても好きだったのに、と残念がる森本さん。先ほどの中MCの後、マツクラさんから「ごめん、次も説教」と宣言されていたそうです。
さかい「三福さんも言ってましたよ、『次も次も次も説教だよ』って」
森本「今日一番僕が喋ることになるぞ、このままだと」
さかい「次は大丈夫ですよ!次のネタは川元さんのだから」
森本「ダメだろ、あいつが一番ダメだろ」

⑤マツクラさんピンネタ(川元さん作) ⑥三福さんピンネタ(佐々木さん作)

マツクラさんのピンネタは「インドで日本語を教えているインド人」、三福さんのピンネタは「様々な事情でマジックができない天才マジシャン」。
マツクラさんは赤いペンで額に雑なチャクラを書いて出てくるし、三福さんは全身銀色のビカビカ衣装だしで登場から面白かったのですが、ネタの内容もおもしろかったです。
が、幕間MCでは残念ながら森本さん再登場。
尻上がりにネタが面白くなっていっているのは認めるが、マツクラさんのピンネタラストに組み込まれた「川元タイム」について一言いいたいとのこと。
ちなみに、「川元タイム」とはこのライブではおなじみの「川元さんの書いたネタの中になぜか組み込まれている、なるべく長く続く無言の時間」だそうです。無言なのでお客さんも笑いようがなく、静寂のなか、袖から佐々木・川元・三福三名の笑い声だけが響いてくるというなんともマツクラさんが大変そうな時間でした。
森本「フリップもしっかりしててあんなに面白いネタだったのに!類稀なる大失速!戻ってきたマツクラさんの顔に敗北感が滲んでたよ。袖では3人が『はじまった!はじまった!』って超盛り上がってたけど、いや、はじめんなよ」
三福さんのネタは文句なしによかったそうですが、ネタ後に「俺やっぱ、演技がうまいんだな」といいながら三福さんが楽屋に戻ってきたのが「うるせえな」って感じだったそうです。
さかい「しかも、俺演技がうまいって3回も言ってましたからね」

⑦4人コント(川元さん作)

おそらく本日一番の問題作。
とにかく、4人がうんこうんこ言っているネタ。うんこの恩返し。
うんこ以外のセリフがほとんどなかったような気がするのですが、途中からマツクラさん以外の3人が笑ってしまってセリフが言えなくなるなど、誰よりも本人たちがめちゃくちゃ楽しんでいる様子がよかったです。

エンディングでこのネタについて振り返っていたのですが、
川元「このネタは絶対に笑わないでやろうねって言ったのに!」
マツクラ「僕は笑ってないですよ!誰かが笑い出したから」
佐々木「三福だよ!」
三福「あのね、このコントずっとやってると、ある一点で『うんこの向こう側』に行っちゃうんだよね。それでおかしくて仕方なくなって」
うんこの向こう側とは???????

ちなみに、今回のライブに向けて結構練習をしたらしいのですが、
三福「意外とね、佐々木さんが練習しようっていうんですよ」
(お客さん「ええ〜?」って反応)
三福「で、俺と川元さんは練習あんまりしたくないタイプなの」
佐々木「お前らずっと台本片手にやってたもんな」
三福「だから、4人で集まると1対2になるわけ。練習したい派としたくない派で。で、マツクラさんは中立ですって顔してなんも言わないの。なんも言わないくせに、一番セリフ覚えてない!」
マツクラ「頑張ってセリフ覚えてやったら、その直後のセリフで三福さん笑っちゃうし」
練習中もうんこは笑いが絶えなかったそう。
佐々木「今日のライブ、絶対うんこライブって書かれるよ」

このうんこネタには森本さんも満足だったそうで、中MCに登場しませんでした。
さかい「いや、このネタこそ問題あるだろ!」
まなぶ「森本さんからの伝言なんですけど、『このコント、嫌いじゃない』だそうです」
さかい「結局あいつもイかれてるよ!」

⑧4人コント(三福さん作)

ラストは三福さんによるコント。サラリーマン&探偵ものでした。
内容は、営業に出ていたマツクラさん、退勤したものの忘れ物を取りに戻った三福さんが会社で佐々木さんの死体を発見してしまい、お互いが犯人じゃないか?と疑いあうというもの。
これも説明が難しいのですが、マツクラさん、三福さんが推理をはじめると、まるで妖精さんのような川元さんがすっと現れて「探偵助手」をやってくれる、という内容でした。
うんこのネタが盛り上がりすぎて、あまりこのコントについては触れられていなかったのですが、まるで演劇を見ているかのような緊迫感もあってめちゃくちゃ面白いネタだな〜〜〜〜〜〜〜!と思いました。最後に謎に4人が決めポーズしてカッコつけるのもよかったです。
森本さんもおっしゃっていた通り、尻上がりに面白くなるライブでした。

最後にエンディングで「次は森本もメンバーね」と佐々木さんから森本さんへのオファーがあったのですが、森本さんは全力で嫌がっていました。ぜひ参加してほしい。

2017/11/26 ワイワイゲームワールド4~2017BEST

2017年がもうすぐ終わるらしいですね。ほんとに早いわ。
今日は2017年のK-PROライブで盛り上がった企画を行う企画オンリーライブ「ワイワイゲームワールド」に行ってきまして、次のライブまでの合間にこれを書いております。はしごデー。(K-PROさん的には今日は「デビデー」らしい)
毎回K-PROさんのライブは企画が楽しいので、この総括のしかたから2017年の終わりがはじまるのめっちゃうれしい。

オープニング

f:id:mimimisan:20171126150347j:image

MCはニュークレープのデビさん。
2チームに分かれて対決ということで、まずは緑のねじチームが、騎馬戦の要領でせじもさんを担いで登場。メンバーは、ねじ・ヤーレンズトンツカタン
楢原「せじも重いよ!」

f:id:mimimisan:20171126150405j:image

続いて、赤のモグライダーチームが超新塾スタイルで登場。
メンバーはモグライダー・ドドん・卯月。
……なのですが、芝さんの姿がありません。
ともしげ「芝くんはですね、普通に寝坊している様子です」
なんと、芝さんは遅刻中。芝さんの秘蔵っ子、ザ・ギンギンマル長谷川さんが自転車で芝さんを起こしに自宅へ向かっている最中とのことです。
(この時ともしげさんが芝さんの最寄駅の名前を言っちゃってて、いいのか??????と少し心配になりました。スーパースター、家バレしちゃうよ)
ともしげ「芝くんの状況がわかり次第、あの、ホクホク…(報告と言いたかったらしい)」
森本「なんでじゃがいも出した?」
ともしげ「まさか僕が1人でモグライダーをシェおうことに、ね、あぐあぐ」
森本「大丈夫か?」
いささか不安なモグライダーチームに対し、「ほんとに芝さん遅刻してるの?」とヤーレンズが言い出すと、すかさず安田さんが前に出て、
「信じられないと思いますけどね、ほんとに遅刻してるんですよ」
さらに続いて石田さんも前に出て、「ほんとに遅刻してるんですよ」。
デビ「いや、お坊さんのやつ!」
出井「言い慣れてる〜」

それから、話題は今回初参加の卯月のことに。
林田「今回で4って、意外とめちゃくちゃやってるんですね」
森本「そうだよ。もう何回もやってるよ」
林田「僕らがいない時は、モグライダーチームには誰が入ってたんですか?」
とも「ザンゼンジとか、リンゴスターとか……」
林田「ああ……」
デビ「あとドリーマーズね!」
安田「全部、人力舎の解散したコンビ!」
木場「いや、不吉!!!」
人力舎の新星・卯月にはこの呪いを振り切って欲しいですね。

ここからいくつかゲームをやっていくのですが、なんというか、どの企画もはちゃめちゃで動き動き!!!みたいなものが多いので忘備録的にざらざらっと結果を箇条書きしていくスタイルになりそうでなんとも味気ないことこの上なくない???という気もしたので、気になったトピックごとに書いていくスタイルにしようかなあと思いますので時系列はバラバラです、オタクはいっぱい喋るから前置きも長え。

「デビチャンス」と本日の主役安田さん

一つ目の企画「モノボケダンスバトル」を始めるに当たって、それぞれのチームから代表者1人が出てきて勝ち抜き戦(負けたら代表者交代、全員負けた時点で終了)というルールだったので、芝さんがいないモグライダーチームは人数的に不利じゃないか?ということに。
そこで、モグライダーチームは「デビを召喚させてほしい!」と主張。(その後、モグライダーチームがデビさんを召喚することは「デビチャンス」と名付けられる)
それに対し、
櫻田「いや、安田さん2回出ろよ」
安田「俺!?えっ俺イジる!?俺イジるって、珍味よ?」

その後の「替え歌そろえましょう!」(お題の曲の歌詞をワンフレーズずつ替え歌していく。内容に整合性の取れていたチームが勝ち。最後に回答する人物が鍵を握ることになる)の際にも、モグライダーチームは欠員を埋めるために「デビチャンス」を使用。
とも「デビは最後から二番目!」
デビ「デビを大事なポジションに使うな!」
櫻田「最後は安田さんでしょ」
安田「俺!!!?俺、今日こんなに注目されたら明日風邪引いちゃうよ!!!」
石田「今日は安田さんが捕まるな〜うれしいな〜」

ねじチームへの替え歌のお題がB'zのウルトラソウルだったのですが、
櫻田「稲葉はアリですか?ナシ?」
森本「稲葉アリナシってなに????」
櫻田「稲葉っぽく歌うんですか?」
楢原「日ハムの稲葉?」
というやりとりをしていると、突然出井さんが後ろに立っていた安田さんに向かって
出井「安田さん、物置じゃないですよ!」
安田「俺の発言、拡大してくれなくていいよ!」
どうやら安田さん、イナバの物置的なことを後ろでこそこそ言っていたらしい。
それを受けて楢原さんが「安田さんのその発言、『のっても大丈夫?』」と聞くも、安田さんは全然ピンと来なかったのかうまくツッコミを返せず「俺全然だめだ!!!風邪引いちゃう!」と嘆いていました。お大事に。
その後も何度か安田さんがボソッとした発言をヤーレンズ&櫻田さんが「安田さんもう一回言って!」と繰り返させるなど、めちゃくちゃ安田さんが主役やってました。
安田「じぶんでいうのもなんだけど、ほんと、安田をいじるのは珍味だから!」
森本「豚の金玉みたいに言うな」

手錠とねじ・ササキユーキ氏

ちなみに、上記モノボケダンスバトルの際、ササキさんへのお題として出されたものが「手錠」だったのですが、ササキさん用に準備されていたとしか思えないくらいはまっていました。
対戦相手のデビさん(デビチャンス中)も手錠を片手にポーズを決めるササキさんに為す術なく立ち尽くしていたのですが、(安田「世界観に飲まれないで!!!」)そもそもジャッジがデビさんなので、結果は引き分けとのことでした。
対戦後、手錠を片手に苦笑いするササキさん。
ササキ「こういうの、三福がいないとなんともできないよー!」
デビ「三福も芝もいないからこの体たらくだよ」
とも「ほんとすみません……」
とかなんとか話している間にササキさんがうっかり手錠を自分の手首にはめてしまい、外れなくなるというハプニングが発生。結局スタッフの女の子が力技で外してあげていたのですが、
デビ「まあ、つけたままでもいいんじゃないですか」
出井「こういうの、好きな人いるでしょ」
なんたってササキさんですしね。

全力あっち向いてホイ

二つ目の企画は、タイトル通り「全力であっち向いてホイをする」というものでした。こちらも勝ち抜き戦。
全員が大声で「うおおおおお!最初はグー!!!!!!」と叫びながらじゃんけんをしていく中で、出井さんがすっと前に出てきて
出井「みんな、そんな風にして大声出して、下品よ?俺がシティ派の全力、見せてやるよ」
楢原「入念に振ってますね〜〜〜〜」
出井「最初はぐー!!!!!!!!!!!!!」
と、お手本のようなフリオチが見られてよかったです。

出井さんはシティ派の全力のおかげか順調に酒井さん、石田さんを破って勝ち進みます。
石田さんの次にモグライダーチームから登場したのは本日の主役安田さん。
先ほどの相方の仇をとるという意味で「石田のことか〜〜〜〜!!!」と叫びながら登場するのですが、全員がポカンとした顔に。結局、滑ったショックで全然じゃんけんができず、デビさんから負け判定をくだされ、すぐに後ろへ引っ込んでいきました。
安田「思ったより、変な空気になった」
続いて、ともしげさんが登場。「おい、デブ」と出井さんに挑発されるも、あっさり一回のじゃんけんで負け。
モグライダーチームは人数が相変わらず足りていないので、最後に大将として酒井さんが再びリングへ上がることに。酒井さんの独特な全力(ちょっと殴られ屋のネタみたいでした)を前に、連戦によってスタミナ切れしていた出井さんが「全力じゃなかった」という理由で負けてしまいます。

モグライダーチームは酒井さんが最後の砦。
対して、ねじチームはまだねじ&楢原さんが残っている状態。
ここで、ねじチームはリーダー・ササキさんを投入します。
(おそらく先ほどの安田さんのDBボケを受けて)ジョジョ立ちで「見えるか俺のスタンドが!!!」と決めるササキさん、のうしろにはスタンドせじもさんの姿が!
せじも「(黙ってラーメンを食べるジェスチャー)」
楢原「スタンド、なんか食ってる!」
ていうか、スタンドでどうやって戦うの????とモグライダーチームがざわざわしている中、ササキさんの「最初はぐー!」の掛け声で勝負がはじまります。
と、さっと上半身を倒すササキさん。後ろからずいっとスタンドせじもさんが出てきてじゃんけんの手を出し、酒井さんに勝利。
ササキ「あっち向いてほい!!!!」
引き続き、スタンドが思いっきり指を上に向け、酒井さんも上を向いてしまいゲームセット。
ねじのお二人のあまりに鮮やかな連携プレー&勝利に会場からも拍手が起こります。
林田「綺麗なアッパー食らったみたい」

本日の目玉企画・森本くんクイズ

森本「森本を目玉にするな?」
石田「そうだよ!安田さんが黙ってないぞ!」
安田「みんな感覚がおかしくなってる」
出井「くそ!!!!なんで安田さんが目玉じゃないんだよ!!!」
安田「そんな怒ることじゃないからね!?」

森本くんクイズは、①ともしげさんの一発ギャグに森本さんはなんとツッコむか?②森本さんに普通のボールペンとノックすると電流が走るペンを左右にそれぞれ持ってもらい、どちらのペンが普通のものかを当てる③森本ツッコミ侍の三問でした。
森本「これ、果たして森本でやるべき企画か?」

森本ツッコミ侍

森本くんクイズ3問目は、森本さん以外のメンバーが順番にモノボケをし森本さんに突っ込んでもらい、もっともいいツッコミを引き出した人が勝ちというもの。ちなみに、判定は森本さんが行います。

電流ビリビリペンの時に、唯一森本さんを気遣って心配していたともしげさんは「ちょっと判定、甘くしちゃうかもなあ」と語っていた森本さん。
ともしげさんが登場すると「わ〜い!ともしげさんだ〜!」とハートを飛ばしていたのですが、ともしげさんが「マスカラとマラカスを間違える」というボケで「マラカス」が言えなくなり、「まっまっますっ……」と詰まってしまったので「ふざけんな!!!」と思い切りタックルして強制終了。残念。

ともしげさんに続いて、なんと、芝さんが登場。ようやく到着!(森本ツッコミ侍は最後から二番目の企画でした)
芝さんは紙コップを片手に出てきたのですが、おもむろに床に膝をついて前傾姿勢になり、床に手をついたので遅刻の謝罪をするのかな?と思いきや、紙コップで床を叩いてリズムを取り始めます。
芝「森本さん〜英語喋れるのに〜教養な〜い〜♪」
森本「芝ちゃんは帰れよ!!!!!!!」
まさかの芝ちゃん。
芝さん、まじの寝起きらしく、声がガッスガスだし目が全然空いてないしで、スーパースターがそんな姿見せていいの???な感じでした。

そんなこんなで芝さんも無事到着して、ツッコミ侍終了。
優勝は本日の主役安田さんに決定。
出井「安田さんって何したっけ?」
安田「俺、なんもしてないよ!」
安田さんは小道具をいっぱい持って出てきたので、ボケる前に「ガチャガチャしてんな!引っ込め!」とツッコまれていたのでした。主役だ。

せじもの母乳を飲む

MCのデビさんが喉が乾いたとのことで、どちらがよりデビさんの好みにあったドリンクを差し入れできるか、せじもさんと木場さんが対決。一旦会場を抜け、買い出しへ。
木場さんが買ってきたのはブラックコーヒー。
対するせじもさんはクリープの瓶をデビさんに差し出します。
デビ「ドリンクじゃないやん!……いや、これ、飲み物だ!」
出井「どういうこと?」
せじも「コンビニで中身半分捨てて、お湯入れてきた」
芝「うわ、キモっ」
到着したばかりの芝さんがめちゃくちゃ顔をしかめてきもいきもいと連呼する中、デビさんがクリープをお湯に溶かしたものを飲んでみることに。
デビ「これ母乳やん!!!!」
ササキ「母乳って!!!」
とも「母乳!?飲みたい!!!」
母乳を回し飲みするともしげさん、酒井さん、石田さんでした。母乳って。

遅刻しても自由な芝さん

・小道具のゼクシィを舞台上で読み始める
楢原「遅刻してきてゼクシィ読むなよ」
芝「(目の前のお客さんに向かって婚姻届を差し出しながら)僕と籍入れません?」

・最後の水一気飲み対決で、対決前から水を飲み始めちゃう
森本「平然と何してんの?」
芝「ハーイ!ヘイゼントハウス!」
とも「芝くん、一気に巻き返しにきている」

・木場さんへ暴言
「オメー、時間通りにきてもなんも仕事してねえな」

エンディング

結果は、モグライダーチームの勝利。
勝利を前に、今日ほとんど参加していない芝さんもポーズを決めます。
森本「ポーズすな」
芝「頑張った甲斐がありますね」
ササキ「もう全然目も空いてないし、母乳飲んだだけだし、赤ちゃんじゃん」
芝「赤ちゃんがえりだ〜いっ」
デビ「遅刻しといてジャンプすな」

今日の遅刻について謝罪がないことを森本さんから責められ、
芝「すまんこすまんこ」
と軽く頭を下げる芝さん。森本さんが芝さんにタックルをし、代わりに「ほんっとうにすみませんでした!!!!」と頭を下げてライブは終わりました。

毎回、どんなに楽しいライブでも絶対に文章にするとつまらなくなってしまって(文章力がないせいで)、ほとんど自分の忘備録のためにやっているとはいえもったいないなあと思っているのですが、今日のライブは特にめちゃくちゃ面白かったのに視覚的な要素に寄るところが多くて全然説明できないのが悔しいです。みんなライブに行こう。

以下、エンディングの写真です〜

f:id:mimimisan:20171126165005j:imagef:id:mimimisan:20171126165019j:imagef:id:mimimisan:20171126165031j:imagef:id:mimimisan:20171126165038j:imagef:id:mimimisan:20171126165046j:imagef:id:mimimisan:20171126165112j:image

「ナイツ独演会 味のない氷だった」 ライブ・ビューイング@新宿バルト9

ナイツ独演会千秋楽を観に、新宿バルト9へ行ってきました!
というのも、バルト9でのライブビューイングでは前説でモグライダーが登場するとのことで、ライビュの値段でモグさんまで見れてめっっっっちゃお得じゃない!!!?ということでこちらで観ることに。

f:id:mimimisan:20171119211700j:image

写真を撮ってSNSで拡散してね!とのことだったのでばしばしばーしー撮らせていただきました。写真に映るため、ともしげさんがお客さんに近づいていくと、「触らないで!この人、ここ出てくる直前まで四足歩行だったんだから!触った人は絶対手洗って!」と注意していて大爆笑が起こっていました。

前説ライブはナイツ独演会の開演15分前よりスタートだったので、場内にはまだ入場中のお客さんも大勢いる中でモグライダーのお二人が登場。
「どうぞゆっくりお席についてくださいね〜」
と芝さんがざわざわしている客席のざわざわを肯定するような口調で言っていて愕然としたのですが、前説はきっと誘導という役割も兼ねているものだから客席がざわざわしていることは彼らにとって当たりまえという状況に驚いたというか、いままで、「みんなモグライダーのことがある程度好き」な現場にばかり行っていたので、「モグライダーを知らない人の方が圧倒的に多数で、おまけに入場中でもあるので、あまりみんなモグライダーの話を聞いていない」という状況が新鮮すぎてとにかくみぞみぞしっぱなしでした。
売れる /売れないみたいなことについて、売れてるってなにで、だから売れるためにはなにが必要で、といったことはわたしには一切わからないし、わたしが見ておもしろいって思ってるんだからそれがすべてで、まあ、できればみんなにもこのおもしろさを知ってほしいなあ、あと、経済的な理由でお笑いやめなくていい程度にはみんなお金もらっててほしいなあ、くらいのあまり生粋でもないお笑いファンなので、ほんとうに「おもしろければいいじゃん」としか思ってなかったのですが、おもしろい/おもしろくない以前に「話を聞いてもらえるかどうか」ということがあって、普段「売れたいなあ」って口にしているような芸人さんたちはそのレベルのところで戦っているんだ……!強いな……!と思いました。(感想がばか)でもまじでリテラシー以前に受容するつもりがあるかどうかってゆう受け手の態度というものは存在していて、たしかに自分自身についても「この映画あんまりおもしろいと思わなかったけど、Twitterで評判よかったからもう一回観てみるか」と再度触れたあとで、「たしかに周囲の評判通り、よかったかもしれない」と再評価しなおすようなこともあって、そういう積極的にいいところを見つけていこう!みたいな鑑賞態度ってあらかじめ評価を受けているもの、有名で認知されているものにしか生じないし、自戒を込めつつ、なんかいろいろむずかしいな〜〜〜〜〜と考えたりしました。

とか、わたしのエモい感想はあれなんですけど、モグライダーは登場するとまずは、芝さんが「モグライダーって知ってる人〜?」と会場に問いかけ、一番前で手を挙げた方に、「ほんと?なんで知ってるんですか?あ、アメトーク見てくださったんですね、ありがとうございます!」と話しかけていました。上記のような「あまり話を聞いてもらえないのが当然」のだだっ広い空間の中で、1対1のコミュニケーションを取ることほど確実なこともないというか、営業のテクニックのようなものがあるのだろうなあ、すごいな〜。
芝「モグライダーといって、今はマセキ芸能社という事務所でメンバー2人でやらせてもらっているんですけども。メンバーは随時募集中ですので。笑いの絶えない職場ですよ!誰にでもできる、簡単なお仕事を用意しています」
笑いの絶えない職場のようで安心しました。ともしげさんがいつも笑顔なのならよかった。

 f:id:mimimisan:20171119214325j:image

こういう映画館のスクリーン側に立つことってないから新鮮だよね、といった話をしていると、ともしげさんが不意に「ポップコーン、食べたくなるねえ」。
芝「なにいきなり」
ともしげ「だって、いい匂いするから」
芝「食べたいなら、もらいなよ。ほら」
とおもむろに、最前列のお客さんに近づいていく芝さん。「あ、ポテト。ちょうだい」とポテトをお客さんから二本もらい、スクリーンの前に戻ってきてもぐもぐ。

f:id:mimimisan:20171119214504j:image

さらに、ポテトをくれたお客さん(小学生くらいの男の子)を壇上にあげて、「ポテトありがとうね。どこから来たの?」と質問する芝さん。
少年「近くから来ました」
芝「あ、この辺の子なんだ。シティ派だね。ナイツさんのファン?」
少年「はい」
芝「モグライダーは知ってる?」
少年「あ、えっと、」
芝「はい、戻っていいよ〜」
強引に少年を客席に押し返してしまいました。
そのあとで、「ポテト2本ももらってごめんね」と謝っていたのが優しい。
さらに、ともしげさんにも「2本ももらったのに、1本あげなくてごめんね」と謝っていました。
ともしげ「ほんとだよ!俺もポテト食べたかった!俺の方が食べそうな見た目してるのに」
芝「あんま食べなそうな俺が」
それから、軽くネタをやったのですが(ともしげさんがアルファベットを順番に言っていく)ネタ中もずーっと芝さんはもぐもぐしながらしゃべっていました。ポテト2本を咀嚼するのが遅いね????????

あっという間に前説は終わり、「もう時間押してるんだよ!ありがとうございました!!!」とモグライダーのお二人は嵐のように去っていきました。

帰りに、芝さんにポテトあげた少年とお母様らしき方がお話しているところをたまたま見かけたのですが、「すごいねえ!舞台、上がっちゃったねえ!」ととても嬉しそうにされていて、なんだかこちらもしあわせな気持ちになりました。売れてる、売れてないについてはわからないけれど、人前に立っておもしろいことをしてくれる人たちが、こちらまで降りてきてくれるってやっぱり特別で嬉しいことだよな〜〜〜〜〜〜!

 

ナイツ独演会についてはDVDも発売されると思いますし、ネタの講評のようなものがめちゃめちゃ苦手でできっこないのできっとネタバレにならない程度の雑感をさらっと書きたいのですが、でも、なんてゆうか、これしか言うことないっちゃないというか、めちゃくちゃおもしろかったです!!!!!!!!!!
ふだんテレビでは絶対に見られないような、土屋さんのツッコミにメスを入れるネタ(あのネタの塙さん、やーつの人の表情がそっくりですごすぎた)とか、「過去の漫才のネタ」をネタにしたメタ漫才とか、小道具とか、単独ならではといったようなネタがたくさん見られて特別感がすごかった。
そしてなんといっても「やほー」の扱い方が素敵というか、芸人さんが売れたネタをお約束として待ち焦がれられる反面、「ああ、やほーの人でしょ」と消費されてしまうような中、自分たちで「ああ、やほーでしょ」とやほーを乗り越えてしまっているようなあの「やほー」のちょい雑めな扱い方(でも、ヒットしたネタだからもちろん大切には思っていそうな)がすごくたまらんかったです。

2017年の時事・芸能も総括できましたし、これは毎年見たくなるな……!とすでに来年の独演会に期待しているのでした。