しめっぽいレポート

ぴぴぴというひとがおわらいさんをみている

2017/11/11 パーティーパープルジュニア『僕らイジられ隊 ~お願い!もっとイジって!!~』

昨日はマセキの事務所ライブ、パーティーパープルジュニアへ行ってきました。

会場に着くと、入り口のところにスタッフとして、スダンダップコーギー奥村さんとガクヅケ木田さん、そしてモグライダーともしげさんがいらっしゃいました。ともしげさんは相方の見学にきたのか服役中なのかどちらなのだろう。
客席後方が関係者席となっていたので、こういうライブでも関係者のひとくるのか〜テレビの人とかなのかな〜〜とおもっていたら、関係者席にはともしげさんが座っていました。たしかに誰よりも関係してた。

オープニング

今回のライブは
『僕らイジられ隊 ~お願い!もっとイジって!!~』
というタイトルの通り、
「いつもコンビでイジられないほうがイジってもらうためのプレゼンをする」というもの。MCの芝さんいわく「自分で自分の『ここイジって〜!』をアピールする痛ーい企画」です。

まずはMCのモグライダー芝さんが登場。
きょうの芝さんの自己紹介は「どうも、安室奈美恵です」でした。三船美佳じゃないバージョンだ!(芝さんは女性の名を名乗る行為があまりにハマりすぎているのでは)

続いて、今回相方をプレゼンする「コンビのいつもイジられている方」のサメゾンビ・ギャグセン高男さん、フカミドリ矢巻さん、バーニーズまぐろさん、ニッキューナナ峯さん、そしてお休みのばんどーら安原さんの代打で急遽出演することになったカントリーズ福田さんが登場。
芝「今回安原がお休みってことで、急遽お子さまにも来ていただきました」
福田「トイザらスからかけつけました」

そして、今回、ふだんあまりイジられない若手たちをイジるために、
芝「きょうはね、なんと、イジりマスターの方に来ていただいております」
「「「イジりマスター???」」」
全員息ぴったりの若手。
「それではイジりマスターどうぞ!」のかけ声とともに、会場に鳴り響く『ラブ・ファントム』。
芝「……台本には歌い出しとともにイジりマスター登場ってあるんですけど」
矢巻「これイントロめっちゃ長いやつでしょ」
福田「変な英語しゃべり出したりするよ?」
芝「袖でどんな顔してるんだろう(笑)」
そんな感じで登場から散々演出でイジられまくっているイジられマスター、ジグザグジギー池田さんがいらない何も捨ててしまおう〜の歌い出しとともに苦笑いで登場。
芝「決して誰にもイジらせない!すべてのイジりの生みの親、イジりマスターこと、ジグザグジギー池田さんです!」
池田「いや、もうめちゃくちゃイジってんじゃん!」
矢巻「いよっ!イマル!」
池田「イマル!?イマルってなに!?」
矢巻「けだでイマルです」
芝「生きてるだけで丸儲けがあだ名の由来って聞いてたんですけど、池田勝のほうでしたか〜」
池田「すごいイジってくんじゃん!」
あと、マスターからの連想で「いよっヨーダ!」などのヤジも受け止めていました。

ふだんライブを見ていて、池田さんの常に前に出て出しゃばるわけではないけれど、場の空気が澱みはじめるとずいっと出てきて新しい空気を創り出しその場全体を前にすすめるようなポジティブな推進力が好きだなあとおもっている(きもちわるい)のですが、きょうはそんなマスター池田さんを満喫できて大満足なライブでした。

サメゾンビたくろー編

マスターも登場したところで、コンビのふだんイジられない方による「自分のイジりポイント」のプレゼンが順番に行われていきます。

まずはサメゾンビたくろーさん。
相方の滝田さんばかりイジられているので、自分もイジられたいのだそう。
池田「イジられたいの?俺はイジられるのいやだけどなー」
芝「イジられるよりもイジりたい?」
池田「そんな、愛されるよりもみたいな…(笑)」
矢巻「さすがマスター!」
芝「まあ、どうだっていいじゃんそんなことってんでね」
ここでさらっと歌詞が出てくる芝さんすごい。

ちなみに、たくろーさんの考える自分のイジりポイントは以下のとおり。

  • たくろーという名前

「児島だよ!」のように、名前間違いボケにツッコみたい。

  • 見た目が一般人すぎる

角野卓造じゃねえよ!」のように、見た目イジりにツッコみたい。「誰がソニーの新入社員だよ!」とか。
池田「それ、言えるタイミングある?」
矢巻「ちょっといい会社なんだね」

  • 女性が苦手

芝「マスターは女性の方、得意ですもんね」
池田「それはもう、得意ですよ。……え?」
芝「女性のほうもイジりマスターで?」
池田「そうなると意味が変わってくるからね」

  • 母がぶりっ子

たくろー母・よしこは一人称が「よしこちゃん」で、「よしこちゃん、もう寝るね☆」などと言うらしいです。
芝「そしたら、マスターも『イマルもう寝るね☆』ってボケれば……」
池田「イマルって何だよってなるからそれは」

本人のイジりプレゼンではなかなかイジりのハウツーが見えてこない、ということで、相方滝田さんによるプレゼンに移ります。
滝田さんはまず、たくろーさんのプレゼンに入る前に「なぜ自分はイジられるのか」「なぜたくろーはイジられないのか」を分析。
滝田さんがイジられるのは、イジる隙と愛嬌があるから。反対に、たくろーさんは若手芸人なのに貯金もあってしっかりしていて、イジる隙やかわいげがない。
(滝田さんはプレゼン中も細かい発言まですべてフリップに書いていたり、説明をするも具体的な例を挙げられないなどで芝さん、池田さんから逐一ツッコまれていました。隙だらけ〜)

しかし、そんなたくろーさんにも唯一欠点がある、と滝田さんは主張します。
それは、「足が臭いこと」。
池田「臭いはだめだよ。お客さんに伝わりづらいから、ウケない」
せっかくの欠点も、イジられマスターからは渋い顔をされてしまっていました。それでもめげずに、ほんとうにたくろーの足は臭いから嗅いでください!とアピールする滝田さん。
池田「やだ、嗅ぎたくない。おれ、吐いちゃうもん」
芝「吐いちゃうの?吐いちゃうならだめですねえ」
あくまで臭いはいやだ、だめだ、とマスター池田が言うので、「じゃあ俺嗅ぎたいです!」とニッキューナナ峯さんが立候補。
芝「ふつうこういうの、率先してやるもんじゃないけどね。立候補って」

まずはたくろーさんの脱いだ靴の臭いを確かめます。
峯「くっさ!!!!!!!!!!!!!」
滝田「でしょ!!!!!!!!!!!!!!?(靴を受け取る)くっさ!!!!!!!!!」
さらに、「靴は靴の臭いがするから」と靴下の臭いも嗅ぐことに。
峯「くっさ!!!!!!!!!!!!!!」

というわけで、たくろーさんのイジりポイントは「足が臭い」に決定。

この決定を受け、イジられたい芸人とイジりマスターの1対1の1分間フリートークが行われます。
池田「えっ、おれが話すの?こいつと?」
芝「そうです」
池田「……なにを?」
芝「なんでもいいですよ。マスターがイジり倒してやってください!」
池田「いやいや、これで?(プレゼン用フリップを読み返す)……なんもないじゃん!無理だろ!話すことなにもないよ!考えろよ!誰だよこの企画考えたの!?」
芝「えーと、社長っすね」
池田「いやいやあいつなにやってんだよー」
と、話すことも決まらないままトークタイムスタート。
まずは、「「……ねえ?」」とふたり顔を見合わせていました。いやいやねえじゃないでしょ、と芝さんにつっこまれ、ぎこちない様子のまま「足の臭いってのは……病院とかで治せばいいんじゃないの」と話しはじめる池田さん。病院って何科ですかね。何科かな、おれわかんないよ。と盛り上がらないラリーが続くことにじれてか、たくろーさんがおもむろに自分の靴下さんを池田さんに手渡しました。すごく嫌そうにしながらも鼻を近づけるマスター池田。
池田「……臭くない」
全員「えっ??????」
池田「ぜんぜん臭くないじゃん!ほら!」
マスターが芝さんの顔の前にずいっと靴下を押し出すと、
芝「……ぜんぜん臭くないね」
さらに、靴下は芝さんから福田さんへ。
福田「ほんとだ!臭くない!」
芝「おい、お前らやったな!!!?」
池田「やりやがったな!!!?」
芝さん、池田さんに詰められ、いやいやほんとに臭かったんです!!!!と主張する滝田さん&峯さん。

結局、嘘はイジることができないので、たくろーさんはイジりしろ無しということに。
芝「イジられではなく、イジりマスターの方の道を目指すといいんじゃないでしょうか。池田さんに師事するってことで」
たくろー「あー……」
池田「嫌なの!?」
芝「激・先輩なのに!!!『あー……』って!!!」

バーニーズ細田

残念ながらイジられに失敗したたくろーさんに続いて登場したのはバーニーズ細田さん。イジられたい!!!と言っていたたくろーさんとは真逆で、登場からすでにイヤイヤ感が満載の表情です。
細田「俺は、嫌なんですよ。イジられたくないんです。どっちかといえば、そっち側(マスター)に行きたい。でも、こいつ(相方まぐろさん)がすげえ俺のことをイジりたがるんですよ。だから、今日は自分なりに自分のイジりポイントをまとめてきました」
このしっかりとした説明といい、シュッとした見た目といい、「確かに細田はどこをイジったらいいかわかんないね」と芝さん、池田さん。細田さんはネタもしっかりとしたものを作っているし、大学もいいところを出ているので(KO!)賢い印象もあってとっつきにくいとのこと。でも、そんな風に見えて意外とかわいいところがあるからぜひイジってやってください!とまぐろさんは猛プッシュ。

細田さんの自己分析によるイジりポイントは「脇が甘いところ」。
芝「脇が甘いって例えばエピソードとかあんの?」
細田「二、三ヶ月に一回のペースで寸借詐欺に合います」
芝「なにそれ!!!?」
たとえば、先月道を歩いていたところ、汚いおじさんに突然「俺の見た目ってやばい?」と話しかけられたそう。なんだいきなり、と思い、缶コーヒーを買ってあげてベンチに座り詳しく話を聞いてみると、おじさんは東京から大阪まで帰る途中なのだけれど、お金がないのでヒッチハイクを試みているとのこと。しかし、あまりにも断られ続けているので、そんなに見た目がやばいのかと心配になり、細田さんに話しかけたのだとか。それを聞いて、心配になった細田さんは「これで大阪まで帰りなよ」と交通費として三千円を渡し、とはいえ、あげるつもりはなく、きちんと返してもらいたかったので連絡先を交換したものの、それっきり一切連絡が取れず。困ったので「交通費 返ってこない」でググったところ「それは寸借詐欺だ」とわかった……。
さらに、appleを騙る迷惑メールのURLにアクセスし、クレジットカード情報を登録してしまって被害にあったエピソードも披露。
まぐろ「普通、メールが来た時点で怪しいからググるじゃないですか。でも、それをすっ飛ばして、登録しちゃうんですよね」
細田「そう、そういうところの脇が甘いんです」
まぐろ「ちなみに、調べてみたらこのappleの詐欺、みちょぱが全く同じ騙され方してましたね」
芝「おばかタレントの素質がある」
さらにさらに、先日泥酔してiPhoneをなくしたという話も飛び出します。
(超余談なのですが、まぐろさんが「細田さん、26歳にもなるのに吐くほど飲んだんですよ!」と言ったとき、(下戸の)芝さんと池田さんがやさし〜い口調で「26歳でも吐くことはあるよ」「お酒はねえ。体調とかもあるし」と話していたのが大人〜〜〜!!!!って感じでした。大人は大人が大人じゃないことを知っているから大人というか、大人になっても若い頃と同じダサい失敗をぜんぜんするってことを知っていて、他人のそれを許容できるってのが大人だとおもう)
そんなわけで、吐くほど泥酔したため、全員が二次会へ向かうなか1人だけタクシーで帰らされた細田さん。
朝、目がさめるとiPhoneを持っていないことに気づき、慌てて漫画喫茶へ。取り急ぎTwitterのアカウントをつくり、まぐろさんへ連絡を取り、漫喫のパソコンから「iPhoneを探す」を使って位置情報を検索。すると、なぜかバルト9の前にある都立新宿高校iPhoneがあるとの表示が。なぜ???と思いつつも、休日の高校(しかも台風の日)に赴き、フェンス越しに中の様子を見るもiPhoneがありそうな気配はなし。(芝「高校も広いだろ、そんなんで見えるかよ」)おかしいな、と思い、ふたたび漫喫のパソコンを確認すると、やはり新宿高校GPSは示している。ふたたび高校へ戻ってフェンスによじ登り、中を覗く……という往復を8時間くらい繰り返していると、あるとき、ふっと「iPhoneを探す」の表示が昨日行った居酒屋に切り替わったそう。そこで居酒屋に行ってみると、忘れものとしてお店が保管してくれていたようで無事に受け取れたのだとか。
池田「えっ、結局なにその話」
 芝「最終的に怖い話じゃん!やだ!怖い!」
実は、この話の中にも細田さんのかわいいところがあって、と話し出すまぐろさん。
まぐろ「Twitterで僕に連絡して来たときは、『携帯なくした』じゃなくて、『壊れた』って言ってきたんですよ。泥酔してなくしたとか恥ずかしいからちょっとだけ嘘ついてるんです。しかも、急遽作ったTwitterのアカウントもふざける余裕がありますよ〜って僕にアピールするために宮川大助だけフォローしてフォロー1になってるんですよ!照れ隠しに遊び心アピールしちゃってさあ!」

こんなふうに、細田さんはすぐに照れるところがかわいいからイジってほしい、と主張するまぐろさんによるプレゼンタイムにシフト。細田さんは褒めると顔を真っ赤にして「えへへ〜」ってなるからかわいいので褒めてあげてほしい、というと、
細田「いや、ここで褒められて照れても、……ねえ?ふふふ」
まぐろ「ほら!!!!!これこれ〜〜〜〜〜!!!!!」
早速照れてしまう細田さん。芝さんも「かわいい〜〜〜!!!」と言いながら赤くなっている顔を覗き込みます。
細田さんは尖っているようなイメージがあるし、本人もそういう方向性で行きたいらしいけれど、どうも照れ屋でかわいいところがある、とまぐろさんが力説していると、福田さんからも「この間近所のスーパーで会ったんだけど、尖ってるから食生活とか適当そうな感じあるじゃん?しっかり食材買って自炊してた」と細田尖ってないエピソードを暴露されてしまいます。
細田「そのとき長ーいネギ持ってたんですよね。ネギ見られたわ、はず、と思って」
福田「絶対誰にも言わないで!って言ってたもんね」
ついでに、滝田さんからも「友人3人でルームシェアをしていたとき、毎日友人の分も洗濯をしていた」という家庭的エピソードが語られていました。

また、まぐろさんのオススメする細田さんイジりポイントには「ハゲを気にしている」というのがあるそう。一時期、なぜかいきなり「俺、ハゲてない?」と言い出し、携帯で頭頂部の写真を撮っては確認するということをやっていたらしい。でも、周りがそのことをイジろうとすると「ハゲのことは言うな」オーラを出してくるのでツッコみづらかったのでぜひマスターにイジってほしいとのこと。
芝「マスターはハゲ得意ですよね。ほら、ハゲワゴン……」
池田「ハゲワゴンってお客さんわかんないから!」
芝「きしたかの高野がお前はハゲじゃねえって降ろされたやつでしょ」
池田「違う違う、元ツィンテルの学さんがお前はまだハゲじゃないって降ろされたんだよ!そんで、ルシファー吉岡はハゲすぎてるから降りろって言われたの」
盛り上がるハゲワゴントーク。ハゲワゴンって確かナイツの番組の企画で芸人さんにAGA治療を受けさせるみたいなやつですよね?????どっかで芝さんが「池田さんってめっちゃリアルな人乗せてるよね!」と話していた気がする。

そんなこんなで「照れ」と「ハゲ」の細田さんとマスターによる1分間トーク
池田「さっきみたいなことにならないように、何話すか決めとく?」
細田「なんでもいいですか」
芝「なんでもいいよ」
細田「さっき気になったんですけど、池田さん、舞台出る直前にその服に着替えてましたよね?」
池田「うん」
この日のマスター池田氏は黒のゆるっとしたパンツに紫がかったピンク色の同様にゆるっとした素材のパーカーを着ていました。
細田「私服の方が、高そうじゃないですか?なんでそっち着たんですか?」
池田「私服だと笑い取りにくいからだよ」
芝「池田さんはおしゃれ1周半しちゃってるから」
池田「いや、俺のおしゃれイジってんなよ!」
頑なにイジられたくないので、なんとか池田さんをイジって逃げようとする細田さん。
改めて、1分間トークスタート。
矢巻「待って!もう耳赤くない!?」
芝「かわいい……!!!」
まだ何も言われていないのに、これからイジられると言う予感で早くも赤面がはじまっていました。イジりマスター池田さんは、まぐろさんの「褒められると照れる」というプレゼンを元に、「細田くんは見た目もかっこいいし、ネタもしっかりしていて面白いよねえ」ととにかく褒めまくります。かっこいい、かっこいいと割と池田さんの褒めは表面的で雑なものだったのですが、それでも居心地が悪いのかどんどん池田さんから背を向けてしまう細田さん。しかし、池田さんから「逃がさねえぞ」と手を握られ、手を繋いだまま、舞台の中央まで引っ張り出されてしまいます。それでも逃げたい細田さんは「そういえば、この間〜」と話しだそうとして「エピソードトークに逃げるな」と怒られ、脇に座っている峯さんをイジろうとして「他をイジって逃げようとすんな、お前がイジられる時間だぞ」と、池田さんとの攻防を繰り広げます。そして、あくまで「褒め」をやめないマスター。シュッとしていて服も決まっていてかっこいいのに、靴紐が解けているところはかわいいよね、と言い、細田さんに靴紐を結ぶよう促します。
芝「しゃがんだらハゲが見えちゃう!」
ハゲが見えないように、顔をまっすぐ正面に向けたまま靴紐を結ぶという細田さんのギャグ(?)が誕生し、終了。
終わるなりすぐに舞台からハケようとする細田さんの手を池田さんが再び掴み、「もっと見てもらえよ」と細田さんを一回転させていました。
芝「すごいねえ、回っただけでこんなに笑いが起こるなんて」

当人は終始不服そうだったものの、池田さん、芝さんは「かわいい子はいいよね」と高評価でした。

ニッキューナナ斎藤編

続いて、唯一の女性であるニッキューナナ斎藤さんが登場。
元気いっぱい「私もイジってほしい!!!」と訴えます。
斎藤「相方がこの子なんで全然イジってもらえないんです!見てくださいよこの格好!」
と、相方の峯さんの服装に言及。
峯さんは濃いブルーのGジャンに薄いブルーのピタッとしたジーパンといういでたち。
芝「それはなんなの?私服なわけ?」
峯「元私服ですね」
芝「元私服が出世することあんの?」
この時、イジりマスター池田さんが「あんなイジられ方じゃダメだよ。変な服さえ着ればいいんだから。誰にでもできるでしょ」と斎藤さんにアドバイスしていたのがガチっぽくていいなあと思ったのですが、よくよく考えてみたら、マスターが誰よりも服のことでイジられてるじゃん……!

峯さんの衣装がようやくイジられたところで、斎藤さんのプレゼンタイム。
プレゼンターの皆さんは、フリップの代わりに自由帳に手がきで文字を書いて来ていたのですが、なぜか斎藤さんは自由帳の一ページ目ではなく、とても中途半端なページから文字を書き始めていたため、めくるのにとても時間がかかります。
芝「なんで最初っから書かないの!!?なんで途中から!?もうやだ!怖い!怖い怖い怖い怖い怖い怖い!」
発表前からすでにかなりイジりポイントがありそうな斎藤さんの思う自分のイジれるポイントは以下のとおり。

  • 漫画が好き

漫画が好きなので、漫画ネタにならすぐに反応できる!という斎藤さん。
斎藤「例えば、誰か他の芸人さんがワンピースのルフィのモノマネをしていたら、それルフィだねって言えるみたいな……」
池田「ルフィのモノマネする芸人!?無視しろよ!そんなつまんねえやつと付き合うな!」

  • リアクションが取れる

ビビりなため、突然大声を出すなどに毎回新鮮なリアクションを取れる。
(背後からまぐろさんが近づいて「わ!!!」「ぎゃあ!!!」というやりとりを実践。よく裏で驚かされているそうです)
このポイントにはマスターも「女の子でリアクションが上手なのはいいよね」と好印象を抱いたようです。ただ、同時に女の子だから気を遣われてイジってもらえていないのかもという意見も。
池田「たしかにイジりにくいのかもね。ブスじゃないから」
斎藤「そうなんですよ〜かわいいから」
この発言に若手チームから一斉に「かわいいとは言ってねえだろ!かわいくねえよ!」とヤジが飛びます。
芝「すごいヤジ。刑務所みたい」
池田「国会かよ」

さらに、相方の峯さんからも斎藤さんのイジりポイントのプレゼンが行われます。

  • 演技が下手

ニッキューナナはコントをやっているコンビなのに、演技が下手で困る。
特に、運動神経が悪いのか「シャドーボクシング」ができないそう。
(ちなみに、峯さんは「演技」の字が下手すぎる、シャドーボクシングが「茶道ボクシング」に聞こえる等々で散々イジられまくっていました。芝「茶道?なに?東京オリンピックでの新競技?」と延々茶道ボクシングのマイムを披露する芝さん&池田さん)
実際に斎藤さんがシャドーボクシングを披露したところ、動きがかたいというか、アメトークの「運動神経悪い芸人」に今すぐ出られそうなクオリティの動きを見せてくれました。
さらに、ジャンプがやたら低いとのことで舞台上でジャンプを披露。
ほんとうにめっちゃ低かった……!
高く跳ぼうとしているため、上半身の動きや勢いはかなり大きいのですが、その大きさからは信じられないくらいちょっとしか跳び上がらないのがすっごい違和感で気持ち悪くて、涙が出るくらい笑いました。芝さんも笑いすぎて、崩れ落ちるようにして座り込んでしまっていました。

  • 絵が上手

明水花先生というペンネームで絵を描いているとかなんとかで、とにかく絵がうまいとのこと。その場にあったマジックとスケッチブックで芝さんの似顔絵を書くことに。
芝「描き終わったらジャンプしてね」
自分でお願いしておきながら、すっかりその発言を忘れてしまっていたらしく、斎藤さんがいきなり超低いジャンプをしたのでびっくり笑いでまた床に崩れ落ちてしまう芝さん。似顔絵は線に迷いがなく、ほんとうに絵が上手な人の即興のそれでした。

シャドーボクシング、ジャンプでもうすっかり「商品化が見えたね」と太鼓判を押すマスター。もう十分に彼女のイジり方はわかったので、一分間トークはなし、ということに。
斎藤「え!?トークしたいです!」
芝「もうお腹いっぱいなんだよ、帰ってくれよ」

フカミドリ杉山

ネタや見た目から頭が良さそうな印象をもたれる杉山さん。でも、本当は全然頭がよくないので、このままの芸風でいいのだろうか……と悩んでいるそう。
芝「いきなり重いよ!さっきまで女のジャンプ見て、低い〜!とか言ってたのに!」

 杉山さんの自己プレゼンはこちら。

芝「1個1個の単語はよく聞くのに、合わさると聞いたことない!」
杉山さんは前述の通り、全然頭がよくないので、偏差値34の茨城キリスト教大学にしか入れなかったとのこと。こちらの大学がどのくらい頭が良くないかというと、「コンピュータウイルスは人間にも感染するので、対策が必要である。丸かバツか」という試験を出す専門学校に落ちた奴が通っていた、とかなんとか。茨城キリスト教大学もやばそうだけれど、その専門学校もなかなかあれですね。(問題文を聞いて、芝&池田が「うわ、イカちい」と言っていましたが、まじで、イカちい)

  • デリプラにはまっている

デリプラというアプリのゲームにはまっているとのこと。
このゲームは、クリアをするとPontaポイントがもらえるので遊んでいてポイントももらえるなんてお得!と思い始めたが、進めるにつれ難易度が上がってきたため今では課金をしているそう。
杉山「現在、課金額が4500円、Pontaポイントが120ptです」
芝「割りに合わないねえ」

  • 尻の拭き方が直立不動

 二十歳まで、お尻を拭くときには直立の姿勢を取っていたという杉山さん。
池田「え、直立だと拭けなくない?締まるじゃん」
椅子から立ち上がり、気をつけの姿勢をするマスター。背が高い。同じように隣で芝さんも気をつけの姿勢に。
池田「ほら、締まるから拭けないじゃん。たとえば、こう開いたら汚れが残ってるよ?」
顔の前で何かを左右に開くポーズをするマスター。なんともさっきからずっと汚い。
実は、二十歳までこの姿勢で尻を拭いていたが、テレビを見ているとダウンタウンDXで上地雄輔が同じ話をして出演者から非難轟々だったのでやめたとのことでした。

続いて、相方の矢巻さんによるプレゼン。
やはり、これまで散々出ているように「バカ」をイジってほしいとアピール。
池田「ニュースとかは見るの?」
杉山「見ます」
池田「最近いちばん気になったニュースとかある?」
杉山「……トランプ」
芝「バカだなあ〜」
杉山「イヴァンカ」
池田「来日ね。じゃあ、安倍さんがイヴァンカさんにいくらあげたか知ってる?」
杉山「え?お金あげたんですか?????」
芝「いくらだと思う?試しに言ってみ?」
杉山「……10億」
芝「知ってる中で一番大きい数字を言ったね!」

と、バカぶりがはっきりしたところで一分間トーク
まずはマスターから「7の段言ってみて」と杉山さんにお題が降ります。
わりかしさらさらーっと諳んじるので、池田さんが「もういい、やめて」とストップさせますが、実はさらっと「7×6=48」と答えていた杉山さん。
杉山「九九はできますよ」
池田「いや、間違ってたからね」
少しプライドがあるのか、杉山さんは間違えたことを認めなかったり、「まあそうですね」と受け流してしまうため、バカだけどイジりづらいという結論に至りました。
池田「今、パワーバランスが圧倒的に杉山が強くなってるから、矢巻にもなるべくいじらせてあげてね」
とはいえ、一分間の時間も余っているので、最後に先ほど斎藤さんで盛り上がったシャドーボクシングを杉山さんも演ってみることに。こちらのシャドーも上手な訳ではないけれど、わりかしさらさらーっとできてしまう。
芝「シャドーしながら、ジャンプして!ジャンプ!ジャンプ!」
シャドーだけだと盛り上がらないので、先ほどのジャンプも追加。みんなで「ジャンプしろ!ジャンプしろ!ジャンプ!ジャンプ!」と囃し立てますが、杉山さんはなかなかジャンプをしません。
杉山「え?ジャブ?」
どうやら、ジャンプとジャブを聞き間違えていたよう。
芝「もう〜〜〜〜なんでさっきのやつ見てないわけ!!!!?ジャブはずっとやってるじゃん!ジャブしながらジャブしろって言わないよ!!!ジャンプだよ、もう〜〜〜〜〜〜〜!!!」
杉山さんの「えっ?????」顔があまりにおばかで愛おしくなったのか、思わず杉山さんの身体をぎゅっと抱きしめながらツッコむ芝さんでした。

ばんどーら森ドレス編

最後に、ばんどーら森さんが、白衣におもしろメガネ(レンズに目の絵が描いてあるやつ)といういでたちで登場。まずは、持ってきたモロゾフの袋を「本日はイジっていただくので……」と池田さんに手渡します。
池田「本当にお菓子入ってる!ちゃんとしてる!」
福田「森くんは、本当にしっかりしたいい子なんですよ」

他メンバーと同様、森さんにもイジられたいのかどうかを確認すると、「イジられたいけど、瞬発力がないのでゆっくりイジってほしい」との注文が。
池田「こっちが譲歩しなくちゃいけないんだね」

そんなこんなでプレゼン開始です。
森さんは、アピールポイントではなく、自分の好きなもの、苦手なものを発表するので、その中からマスターにイジりポイントを見つけてもらいたいということで好きなもの、嫌いなものが順番に挙げられていきます。

  • 好きなもの:並んでいるもの

本屋の本棚やデパ地下のお菓子など、同じサイズのものが綺麗に並んでいるのが好き。人の行列は好きじゃない。
池田「イジる?これを?どうやって?」

  • 好きなもの:喉がかわくもの

スコーンとかが好きですね、とのこと。

  • 好きなもの:冬

特に、5時なのにもう暗いのが好きらしいです。夜が好きなわけではなく、5時なのにもう暗い。

  • 好きなもの:泣くこと

普段あまり泣かないので、泣ける映画を見て泣くことが好き。
福田「一回、ばんどーらが事務所ライブ降格になっちゃった時に、元気付けようと思って森くんと2人で飲んだんですよ。その時に俺も酔って熱くなっちゃって『安原はいろんな人にイジられてツッコんでるけど、でも、ほんとうは一番森くんにツッコみたいって思ってるはずだよ』って言ったら、森くんがだーって泣き出しちゃって。俺、森くんのこと泣かせたことあるんですよ」
芝「そんなエピソードあったんだね!俺、福ちゃんが森くんと仲良しっていうの、今の今まで疑ってたわ。今日、家が近所って理由だけで出てきやがって、と思ってた」

  • 苦手なもの:飛んでいるもの

飛行機とか鳥とかが怖い。落ちてきそうで。乗るのは平気。
芝「なにこの話。『飛行機とんでるねえ、怖いねえ』って。田舎のバス停かよ」

  • 苦手なもの:人の名前を覚えること

今日のメンバーの名前はさすがに全員わかる、とのことでした。でも10回くらい会わないと覚えられないらしい。

  • 苦手なもの:快速

速い電車はいつもより車窓から見える景色が流れるのが速いから怖い、と森くんがいうと全員が「?????」という反応をしていたのですが、客席から1人だけ笑い声をあげている男性が。
池田「芝くんの相方だけめっちゃウケてましたけど、今」
芝「あの人もね、電車怖いって言うんですよ」
ともしげさんも電車が怖いらしいです。電車怖いってなに???

続いて、飲み友達福田さんからのプレゼン。

  • 律儀
  • 意外と服がダサい

律儀だからお母さんが買ってきた服を未だにきちんと着ているらしい。
今日も白衣の下は私服とのことでマセキ二大おしゃれ(異論は認める)芝&池田先生のファッションチェックが入ります。
森「このTシャツは、Do As InfinityのTシャツです」
芝「うわ!ほんとだ!超なつかしい!」
みんなが懐かしい気持ちになりました。

  • ズボラ

森くんは公衆トイレを使う時、便座を除菌用アルコールで拭かずそのまま座る、と福田さん。
芝「なんで知ってんの?」
池田「見たの?覗いたの?」
疑惑が浮上。

  • モノマネが全然似ていないというほどではない

全然似ていないんだったら「似てねえよ!」とツッコめるのだけれど、どれもそれほど似てなくもないクオリティらしい。
池田「どのくらい?芝くんみたいな感じ?」
芝「俺もモノマネよくやるけど」
福田「そういうんじゃなくて、全然似てないというほどではないってくらいなの」
池田「芝くんはある程度器用になんでもできちゃうもんね」
そこで、試しに森さんがモノマネを披露することに。
芝「なにやるの?」
森「ゴロリです」
池田「ゴロリなんて、絶対似てないとダメだろ」
森「ワクワクさ〜ん、今日はなにして遊ぶの〜」
芝&池田「う〜〜〜〜〜ん???」
福田「ほら!全然似てないというほどではないでしょ!?」
この森さんのモノマネをなんと説明したらいいのか……声を低くし、ちょっと濁らせて話し方で寄せようとしているのはわかるのだけれど、そもそもゴロリってそんな声じゃないよねみたいな絶妙な似ていなさでした。
芝「比較のために、福ちゃんもやってみてよ」
福田「ワクワクさ〜ん、今日はどうする〜…ほら!俺のは全然似てないから!」
芝「もう一回森くんやってみて」
森「ワクワクさ〜ん」
芝&池田「う〜〜〜〜〜ん???」
池田「ワクワクさ〜ん」
芝「おっマスターも」
池田「ワクワクさ〜ん、ワクワクさ〜ん、ワクワクさ〜ん、ワクワクさ〜ん、ワクワクさ〜ん、ワクワクさ〜ん、ワクワクさ〜ん、ワクワクさ〜ん、ワクワクさ〜ん、ワクワクさ〜ん、ワクワクさ〜ん……」
芝「マスターがついに壊れた!」
この後、森さんが「お土産の鳴くイルカのボールペン」のモノマネを披露し、似ていない代表の福田さんがやってみせたあとでなぜか池田さんも自発的にモノマネしてみる、という同じ一連の流れがあったのですが、池田さんがモノマネを始めると客席が「大丈夫??????」という空気になってしまい、「なんで俺がモノマネすると変な空気になるの!!!?」と嘆かれていました。
さらに、一発ギャグも「全然おもしろくないというほどではない」らしく、披露することに。靴紐を結ぶみたいなギャグでした。
池田「全然おもしろくないよ!」
芝「せっかく靴紐なんだし、それ、細田にあげなよ」

森さんのあまりに独特なプレゼンを受け、いまいちイジりのハウツーがわからないまま一分間トークへ。
池田「じゃあさ、サンシャイン池崎のモノマネ全力でやってよ。登場から」
と森さんを一旦袖へとハケさせます。
「イエーイ!!!」の大声と共に、先ほどかけてきたおもしろメガネをかけて登場。そのメガネをかけてくるのはずるい!とマスターから取り上げられ、再度やり直すよう指示されます。
そして再び「イエーイ!!!」と登場。スペアのおもしろメガネかけてる……!
池田「それ何個用意してんの!」
福田「律儀だから、いざという時に備えてたんだね」
池田「もうメガネ禁止!これ以上持ってないね!?」
スペアも取り上げられ、再挑戦。
「イエーイ!!!」という大声と共に今度は袖から出てこない森さん。「空前絶後のォー!!!」と声だけは聞こえてきます。
池田「出てこない!袖めくって!」
袖をめくると、見えないところでもきっちりモノマネはやっている森さんが。
結局、メガネだったり、袖から出てこないというパフォーマンスだったりと、頭がいいのでうまくイジりから逃げてしまうのでイジられになるのは難しいのでは、ということになりました。
「そのメガネをかけてるキャラになるってのはどう?」と池田さんが提案したのですが、森さんは「もういいです。メガネのことはイジらないでください」と急に頑なな態度になり、池田さんを困惑させていました。
池田「え、なんで、なんで。メガネ、かけてよ」
森「池田さんがどうしてもイジりたいっていうならいいですけど」
池田「なんだよ、じゃあどうしてもイジりたいよ」
渋々メガネをかける森さん。
池田「……うん」
芝「……森くん、今日の感想は?」
森「……このあと、泣けると思います」
芝「これは、俺らも泣けるよ?」

そんな、波乱と共に森さんのプレゼンが終了し、エンディングへ。
最後に細田さんが森さんから一発ギャグを譲り受け、芝「やっぱ全然おもしろくない!」とオチがついて幕が閉じていきました。

帰り道、いっしょに来てくれた友人(あまりおわらいくわしくない)が
「マスターかっこよくない!!!!!?マスター超かっこいいよね!!!?背高くてスタイルいいし!!!肌もきれいだった!!私服も見てみたいなあ♡」
と興奮していました。マスターで定着している。あと、友人は芝さんにごはんをたくさんたべさせてあげたいとおもったらしい。たべさせてあげてほしい。

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